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異生神妖魔学園
音楽も先生もバカにするのは控えるべし
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せした。


一海「あっ、出雲姐ちゃん。もう授業終わったんだね」

紺子「うん……マッチョマンの方あまりにもひどかったよ。体操する時なんかズボン破りやがった!」

龍哉「宇佐間先生の脳筋っぷりおかしすぎるぜ…フェンリルの大狼先生のドジにも参ったもんだ。転んだ時なんか犬みたいな声出して涙目になってたし、去年なんか爆笑しちゃったな。男子更衣室に入ってきたもんでさ」

一海「……この学園ろくな先生がいないんだね」

ディーゴ「真面目な先生だってちゃんといるぞ。うちの担任のヴォイエヴォーテ先生とかな」

紺子「言っとくけどこいつ昔蒸気機関車だったから運動神経抜群なんだぜ。宇佐間先生みたいな脳筋バカには劣るけど」

ディーゴ「誰が脳筋じゃゴラァ!!!喧嘩売っとんのかぁ!!!」


鼻から煙を出しながら憤るディーゴ。龍哉が以前舌寺に決めた龍王連撃打を出そうとする。


龍哉「また壁ぶち破るってんなら……俺が相手してやるぜ。今すぐ突進をやめるか、俺と喧嘩してお互い校長先生に呼び出されて反省文書く羽目になるか」

ディーゴ「う…………」


龍哉の睨みにディーゴは少し怖じ気づき、同時に怒りが収まってくる。


ディーゴ「…………くそっ。司がトラウマになったあれを出すとは……」

龍哉「いくら運動神経がよくても俺の龍王連撃打に劣るんだから、たまには鍛えろ」

紺子「ん?」

一海「どうしたの?」

紺子「気のせいかな…なんか学園長の悲鳴が聞こえたような気がした」










1階では紺子の言う通り、放送室には逆さ吊りにされた辰蛇がいた。もちろんスカートはめくれ、パンツが丸出しになっている。
目の前には悲鳴を聞いて駆けつけてきた校長のティアマトこと『アルケー・ティアランド・ケイオス』が唖然とした表情で立っていた。


アルケー「が、学園長……!?」

辰蛇「遠呂智君にやられました…………許人君のペットに手出したのと校内放送でいたずらしようとしたのが原因かもしれない…………………」

アルケー「いや、そりゃそうなりますよ。ていうか人のペットに手出すとかどういう思考回路なんですか?」

辰蛇「でもあの『向かって右側をご覧くださ〜い』は私じゃないんだけど………さっき放送室に入ろうとしたら遠呂智君に捕まって事情聴取されて、洗いざらい全部話したらこのようになったのよね…………」

アルケー「学園長………………とんでもないバカですね」

辰蛇「あえ!?ち、ちょっと…アルケー校長!?どこ行くの!?お願い下ろして!置いてかないで!ずっとこのままなんて嫌だー!!このまま吊るされてたらウロボロスの私でも死んじゃうよぉぉおおおぉおおおお!!」


辰蛇の叫びを無視
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