暁 〜小説投稿サイト〜
異生神妖魔学園
邪龍歩ミシ武之道
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いでしょうけど」

綾野「先ほどパワーのデータを確認してみましたが、手加減していた模様。舌寺が意識を取り戻す頃には授業が終わっているでしょう」

王臥「つまりさっき言ってた『宇宙や次元を破壊するほどの力』というのは抑えているとのことですね?」

綾野「ええ」

牙狼「…ん?誰か入ってきた」


牙狼が指す方向を見ると、入ってきたのはジーンズが破れた宇佐間だった。
先ほど紺子たちのクラスの体育の授業で体操をする際破っていたのだった。もちろん女子全員は悲鳴をあげ、男子の一部はドン引きする。


剛力「ちょ、宇佐間先生ぇぇぇぇぇええぇえええぇぇ!!?なぜまた下半身丸出しにィィイイイイイィィィィィイイイイ!!?」

竜奈「女子の目の前で、な、なんとハレンチな!?あばばばばばば……」ブクブクブクブク


無論剛力もドン引きのあまり絶叫し、竜奈は下半身丸出しの宇佐間を見るなり泡を吹きながら倒れた。
それに比べてラインハルトは。


ラインハルト「宇佐間殿、またですか?」


落ち着いたように問いかける。


宇佐間「やあ、ラインハルト君。そうなんだよ、いつもの癖でね〜。体操前に筋肉を膨れ上がらせようとしたら必ずこうなっちゃうんだよね〜」

ラインハルト「貴殿が体育の時間いつもそれをやるのは知っています。なぜここに来たのですか?」

宇佐間「うちのタンスと押し入れに入りきらなかったズボンを取りに来たんだ。見られちゃまずいから校舎の至る所に隠してるんだよ。暇な時探してみたら?」

ラインハルト「頑として遠慮します」

剛力「ラインハルト先生まで!宇佐間先生、校舎の至る所に隠してるんならさっさと見つけて履いてくださいよ!俺が見つけても絶対内緒にしますから!」

ラインハルト「ならば私も内密にしておきましょう」

宇佐間「すまないねぇ。んじゃ、俺は履いたらさっさと紺子ちゃんたちのクラスに戻るとしますか」


その後宇佐間は新しいジーンズを履き、何事もなかったかのように武道館から出た。
気絶していた竜奈も意識を取り戻し、立ち上がる。


遠呂智「あ、やっと起きた」

竜奈「………宇佐間先生の下半身露出はもううんざりだ。紺子か一海のクラスでやっているのかわからんが、武道が体育と同じ時間に行われると全く嫌になる」

???「仕方ないよ。そういう日もあるんだから」


性別不確定の神龍が声をかける。名は『轟』なのだが、この者には名前が2つある。
ひとつは『竜香』。自身がいつも名乗る女の名前で、普段表に出している女の人格。もうひとつは『龍信』。本気で怒った際に出てくる男の人格。龍信は危険だが、それでも怒らない限り彼の人格が出ることはないので、轟自身は女になりたいと望ん
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