変態マッチョマンとドジっ子フェンリル
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オオオ
龍華「ギニャァァァァァァアアアアァアアアアァァァアアア!!!」
龍華は青い竜巻の姿となり、周りにも強風を起こし、辺りをメチャクチャに散らかす。
紺子たちも竜巻と化した龍華に巻き込まれそうになったため、急いで更衣室から出たのだった。
一方男子更衣室でも龍哉たちが着替えながら女子更衣室にいる紺子たちの話し声を聞いていた。
龍哉「………あいつの尻尾自由自在だったんだ。龍華の声ここまで聞こえてたぞ」
ライエル「僕も聞いたよ。『ダアァァ!』って言ってたもん」
ディーゴ「災難じゃけぇのう…」
セー「………ていうか獄宴、お前裸の上にパーカー着てるの?」
獄宴「うん」
ロッカーの中にはパーカー以外にも、炎宴と死宴も雑に置かれていた。
死宴「ちょっとぉ〜ん?雑に置かないでくれる〜?」
炎宴「それで私たちも連れてってくれるんでしょうね?」
獄宴「連れてくに決まってるじゃん。ロッカーの中で長くて退屈な時間過ごすの嫌でしょ?」
許人「シマが助かってよかったけど、僕宇佐間先生苦手なんだよね」
一生「あの筋肉バカの先生か。筋肉増大させる時毎回ズボン破ってるよな。それに他人の筋肉にも見惚れるし、ゲイかよ。ホモかよ」
司「悪口ばっかり言うなよ。無理はさせない一面もあるし、意外と生徒思いなんだぜ?まさにマッチョマンに愛情、だな」
セー「また変なことわざ…」
ライエル「大狼先生もいろいろヤバイと思うよ?先生なのにドジっ子って……」
司「それ!去年ここに入ってきた時は爆笑しちまったな。今でも思い出すと笑いが止まらないぜ」
龍哉「あれでホントに先生なのかな?」
許人「しかもグレイプニルって……」
ディーゴ「グレイプニル?グレイプニルって何だ?」
許人「乱から聞いたんだけど、魔法の紐っていうか…足枷っていうか…」
???『ギニャァァァァァァアアアアァアアアアァァァアアア!!!』
ディーゴ「誰の悲鳴だ?何があったか知らねぇけど、かわいそうに」
獄宴「もう女子みんな集まってる頃だし、そろそろ出て並んだ方がいいんじゃないかな?」
一生「そうだね。そろそろ出て並ぶか」
着替え終わった男子たちはすぐ更衣室から出た。またしてもとんでもない騒動が起こることを知らずに……………。
チャイムが鳴り、全員が体育館の真ん中に並んだ。紺子は動きやすいようにか、体操服の裾を結び、へそ出し状態にしていた。
紺子「やっぱこの格好だと寒いな…」
ディーゴ「だったら裾ほどけばいい話じゃろ」
紺子「でもこの格好じゃないとしっくり来ねぇんだよ
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