その頃カズミンと牙狼のクラスでは
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場所が変わって、ここは一海たち1年の教室。日本史の授業が始まろうとしていた。
それを担当するのは亡霊の『寺岡影夜』。白い服に眼鏡、天然パーマが特徴的な青年である。
寺岡「お前らに日本史を教える寺岡だ」
ココ「て…寺……寺……子屋?」
寺岡「寺岡だ。周りから言いにくいとよく言われる。まあ、気にしてないけどな。とりあえずお前ら、まず自己紹介から頼む」
冷めきっているのか、ココに間違えられた寺岡は適当に流す。
メリー「メリー・西藤・レイジアです」
ココ「ココ・エンチャントレスです!よろしくです!」
一海「藤井一海です。よろしくお願いします」
無亞「黒神無亞だ」
霜「地球温暖化反対、雪降霜でーす」
麻由美「雪村麻由美…」
藤一「ワイ、茨城藤一ていいます!よろしくお願いしやすっ!」
直刀「く、叢…な、直刀です……」
胡「河流胡っていいます。人間の尻子玉食べたいです」
稚童「酒天稚童です。一応酒呑童子の子孫です」
彩「青嶺彩。よろしく」
来転「く、来転…王だ……」
埋「葬遺埋です…」
それぞれ自己紹介が終わると、生徒たちの名前を聞いていた寺岡が口を開く。
寺岡「今年も個性的な奴らが入ってきたもんだ。とりあえずこの学校にいる間は問題を起こすな。俺が処理しないといけない。卒業したら好きにしろ。俺は関係ないからな」
藤一「え?じゃあワイらが寝てたり無駄話してたらどないするんすか?」
寺岡「寝てようがしゃべってようが俺には関係ない。困るのはお前らだ。俺は平等に教えるし時間も平等。あとはお前らがどうするか」
一海(めんどくさそうな人だなぁ…)
来転「俺たちが困るとか……ろくに問題起こせないとか……くっ、殺せ……!」
埋「その口癖自体が問題ですよ?嫌なことあったらいつも『くっ殺せ!』とか言っちゃって…」
来転「家族も先祖も全員くっ殺主義!口癖もお袋にうつされたんだよ!ひどすぎるだろ!」
稚童「こんなにもあんまりな人外っている!?ていうか君の家族も先祖も同じ名前!?」
来転「まともな恋愛したいのに…こんな名前知られたらホントにあんまりだ!」
無亞「そういえばオークって好戦的だったよな。こいつだけ平和主義ならそれでいいんじゃね?」
来転「平和主義とか無責任なこと言うなお前!くっ、殺せぇええぇぇぇええええええぇぇえ!!」
霜「あんたホンットにうるさい!少しはおとなしくして!」
霜は来転に向けて口から吹雪を吐き出した。
やがて来転の体はどんどん凍りつき、最終的には氷漬けになった。2度目である。
一海「まーた凍っちゃったよ…」
霜「だってこうでもしなきゃ集中できない
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