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異生神妖魔学園
バーストじゃねぇ、バステトだ
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しょ?」

神守「さて、そろそろ授業を始めたいが……」

紺子「先生しつもーん。魔術と魔法ってどう違うの?」

神守「出雲紺子か。ふむ、いい質問だな。魔術と魔法の違いか……簡単に言えば魔法はその場で即座に使えるものが多く、魔力で発動の大部分を補い、魔術は術式と贄……何らかの代償を伴うものだ。魔法は失敗すると暴発しやすい点や、魔術は失敗しにくいものの、失敗すると効果が自分に飛んでくることも多いなどの違いもあるな」

ライエル「………………」ガタガタガタガタ

ディーゴ「ん?どうしたんだよライエル。何か怖いことでもあんのか?」


全身を小刻みに震わせていた。それに顔は青ざめ、唇も少し震えている。


ライエル「じ、実は僕の兄さん……あの授業受けてたんだけど、その日の帰り道、僕……他校の不良に絡まれたんだ。まさかあんなことになるなんて…………」

龍哉「どうした?何があったんだ?」

ライエル「僕が絡まれてる時、兄さんが駆けつけてきてくれたんだ。それで黒魔術であいつらを止めてくれて、雷とかそういうのも使おうとしたら急に暴走して、兄さんに当たったんだ。それから兄さんは死んだ………」


赤い紐つきの帯刀に目を向けながら呟く。


ライエル「僕が持っている刀は兄さんが生前使ってたもの。これを持ってれば周りから強く見られると思ってる。ホントは弱いけど、いつかこんな自分から抜け出したいんだよね」

龍哉「まさかそんなことが……俺がお前の兄貴に会ったの小学生だったから、あれから全然知らなかったよ……」

ディーゴ「いろいろ大変じゃのう……」

紺子「私、入学してからライエルと話したことないけどその話ホントなの?」

神守「ああ。我もその話は聞いてる。鐵ライエルの兄『鐵ヤイバ』だが、あいつが死んだと聞いた時は魔術の暴走が原因だろうととどめておいたがな。まさか本当に暴走していたとは………」

冷火(紺子が変な魔術覚えたらこっちもパニックだけどあいつは学園一死んでほしくない奴ベスト10に入ってほしい…いやいや何考えてんだ冷火は!!)

一生「やっぱり俺の考えてる妖術と魔術はそんなに違うんですね。俺も人間に化けたり、たまに人騙したり…」

神守「ほう?」

一生「いや、これでも臨機応変なところだってあるんですよ!?俺だって騙されますし、時には知恵を出し抜いたり………いつもじいちゃんが言ってました。『ワシら狸は人を騙すために欺くんじゃない、笑顔を咲かせるために演じる』んだって……俺も、そんな自分になりたいんです」

神守「…………化け狸よ、確か信楽一生といったな。ならばそこにいる狐、出雲とはどういう関係だ?」

紺・一「「!?」」


言葉を失ってしまった。
特に一生、ライバ
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