ハンカチ泥棒への制裁
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司「……す、スマン!悪かったよ!今から謝るから今回だけは見逃してくれ!」
剛力「ダメだ、許さねぇ。それに言われてからじゃもう遅いんだよ。わかるか?」
司「ぐっ……………」
ついに観念したのか、抵抗をやめる司。剛力はこう問いかけた。
剛力「5から行くか?3から行くか?」
司「え?」
剛力「殴られるまでのカウントダウンだ。5か3か、どっちだ?」
司「……3で」
剛力「3か…よし、3だな。ほら、ちゃんと立って歯食いしばれ」
司「ぐっ………!」
剛力「よし、カウントダウン行くぞ!3ッ!!2ッ!!1ッ!!」
ドグオォォォォォォン!!!
司「ブゥゥアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
剛力の恐ろしいほどのスピードの鉄拳が司の顔面の中心をとらえた。宇佐間同様顔面がめり込み、壁に叩きつけられた司は走り出したら止まれないディーゴのように穴を空けた。
剛力「ガァッデム!」
剛力は穴など気にせずステージから下りた。
同じく殴られた宇佐間だが、実は加減されていたようだ。何事もなかったかのように平気で立っており、パイをぶつけられた大狼は顔面真っ白でパイまみれのままだ。
大狼「ふええ…もし私もあんな感じに殴られてたら………」
宇佐間「やっぱ俺が筋肉ムキムキだからかな?全然何ともなかったぜ」
大狼「顔めり込んでたじゃないですかぁ…」
辰蛇「剛力先生、ありがとうございました。宇佐間先生も大狼先生もお戻りください」
龍哉「あれ?そういえば剛力先生の種族って何だったっけ…」
紺子「超越者」
龍哉「うわ……俺の龍王連撃打といい勝負だな………」
辰美「今度会った時勝負してみては?」
龍哉「おいおい無茶言うなよ…学園崩壊しちまう…」
辰美「うふふ、冗談ですよ♪」
一生「全然笑えねぇよ…」
数分後、ようやくまともにレクリエーションが始まると思っていた時だった。
辰蛇「それではこれよりレクリエーションを始めたい…………と言いたいところですが、いろいろハプニングが起こったせいで、私の気が変わりました。よって延期します」
全員『超気まぐれかァァァァァァァァァァァァァ!!!!!』
学園中に生徒たちと教師たちの絶叫が響き渡った。
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