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異生神妖魔学園
理科の教師は小学生!?司、大暴走!
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おおおおおおお!!」

紺子「てかディーゴは何してんだよ!大声出しながら鼻から煙出しやがって!」

ディーゴ「あいつを止められるのは俺だけじゃあ!!蒸気機関車の付喪神舐めんなァ!!」

紺子「そうか!よく言った!よし、じゃあ私たちは帰るとするか」

辰美「そうですねー」

許人「僕も…帰ろうかな…?」

高見「絶対帰った方がいいわよ」

ライエル「だったら僕も帰るよ」

司「あ、そんなら俺様も帰るわ」

ディーゴ「いや、何で何事もなかったかのようにケロッとしてんのお前!?暴走とか自由にコントロールできたのかよ!?てか問題はそこじゃねぇし!!俺を置いて帰るんじゃねーよ!!俺一度暴走したら自分じゃ止められねぇんだよォォォォォオオ!!!!」


だがもう時すでに遅し。ディーゴは黒板に向かって一直線。


ディーゴ「誰か止めてェェェェェェ!!!」



ドッガァァァァァァン!!!










理科室には倒れた龍哉と野人、そしてディーゴによって空けられた穴があるだけだった。もはや殺人現場である。
理科室の中には先程の騒ぎを聞いた教師たちが駆けつけてきていた。


???「おい……これは一体どういうことだ?」


教師の中には死神警備員も混じり、殺意をむき出しにしたような目で呟いた。


ヴォイエヴォーテ「これはこれは、死纏殿。2年の担任代表として私が話そう」

死纏さん「あんたの生徒が何かやらかしたのか?」

ヴォイエヴォーテ「去年のことをはっきり覚えているんだが、ディーゴ・黒鉄が壁に大穴を空けてな……あの穴を空けたは奴しかいない。奴は一度怒ると手を出せなくなるからな」

死纏さん「爆破テロかと思っていたが………紛らわしいこともあるもんだ。最近物騒になってきてるし、帰ってきたらとっちめてやるか」

ヴォイエヴォーテ「その前に理科室の壁の穴は?」

死纏さん「妖精たちに任せりゃなんとかなるだろ。はいはい、みんな職員室に戻って。俺は警備に戻るからな」

ヴォイエヴォーテ「死纏殿………」


理科室から出ていく死纏さんの背後を見て呆れる教師たちであった。
もちろん理科の授業は中止となり、負傷した龍哉と野人は保健室に送られ、帰ってきたディーゴはヴォイエヴォーテから反省文10枚分の罰を受けた。
え?暴走した司はどうなったかだって?理科室に穴空けたディーゴは有罪だったけど、司は教師たちが来る前だったから無罪扱いだったよ。
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