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異生神妖魔学園
数学が苦手な私は数字を見るだけで目が回る
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数』と言います。係数が1で単項式1xの場合、省略できるのでxと表せる。-1の時も同様で、-xと表します」

紺子「あーダメだ、全っ然ついていけねぇ。数字見てると目回ってくるしチカチカしてきやがる」


だが、今まさに紺子と同様の者もいた。


ディーゴ「え、マジで何これ?春休みずーっと遊んでたから2乗とか何もかも忘れちまった………」


それはいわゆるド忘れではないのか?そんなものは苦手とは言えない。










練習問題に取り組んでいるうち、やがてチャイムが鳴り、数学の授業は終わった。
紺子は号令をかけ終えると、早速冷火にわからないところを聞くことに。


紺子「なあ冷火、ちょっといいか?」

冷火「何ですか?(何でこっち来るんだよ!関わりたくねぇってのに!)」

紺子「今日の授業の内容全然わかんなかったんだ。教えてくれないかな?」

冷火「え…初っぱなからわからなかったんですか?(こいつマジで!?つーか全然教える気が起きねぇんだけど!)」

紺子「頼むよマジで。トップ合格したみんなのマスコットならできるだろ?」

冷火「マスコットなんて…そんな………(だぁぁぁぁ!!んなことどーでもいいんだよ!!早く1人にしてくれよな!!)」


仕方なく冷火は紺子にわからなかったところを教えることにした。紺子はノートに写した練習問題に答えをどんどん書いていく。


紺子「いやー、それでよくわかったよ。ありがとな」

冷火「いえいえ。またわからなかったらいつでも聞いてくださいね(もうあっち行きやがれ!!こっちゃもう教えたくねぇんだよ!!)」


心の中でそう叫ぶ冷火だったが、この時、紺子はこう思っていた。


紺子(司テメェ、堂々と裏切りやがってあの野郎……今度冷火に教えてもらうことあったらフルボッコにしてやるから覚悟しとけよ?)


実はあの時司がスラスラ解いているのを見ていたのだった。
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