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リュカ伝の外伝
ラッキーカラー レッド
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前、魚座?」
「え! いえ……ち、違いますけど」
何だ急に星座を聞いてきて?

「あれぇおかしいな……今日の朝刊の占いコーナーによると、ラッキーカラーが赤なのは魚座だったんだけどな。因みに俺の双子座のラッキーカラーはピンクね、今言ったけど」
「ラ、ラッキーカラー……ですか……!?」

「そうだよ、ラッキーカラー! あれぇ? 話が噛み合ってなかったみたいだねぇ……お前、何の色の事を答えたの(笑)」
「い、いや……そ、その……」
コイツ、俺だけをスケベ野郎に仕立てようとしてやがる!

「答えろよぉ。何の色が赤だったんだよぉ!」
ああ! この野郎、解ってて聞いてやがるな。
なんて嫌な奴なんだ!

どうせバレてるのだし、ここで嘘を突き通しても“お偉方に嘘を吐く男”として悪い印象を風潮されるかもしれない……
それなら一層の事ハッキリと俺がスケベな男であると示した方がいいきがする。

「そ、その……赤が何色の事かと申しますと、毎朝着地時にスカートが捲れて見えてしまうリュリュさんの下着の色であります!!」
「へー、そーなんだー!? 毎朝ここではリュリュさんのパンツをこっそり覗く事が出来るんだー!」
自分は興味なかったかのフリ……わざとらしい!

「良いなぁ毎朝リュリュさんのパンツ見れて。本人は気付いて無いんだろ?」
「あ、はい。ルーラ着地時にスカートが浮き上がってる事自体、気が付いてはいないご様子であります!」
何か友好的な手応え。『俺も毎朝見に来ていい?』的な流れになるのかも?

「いいなぁ〜……そっか〜……明日は何色か楽しみだねぇ〜」
だが俺の考えとは違い、宰相閣下は羨ましがりながら城内へと帰って行く。
わざわざ俺にリュリュさんのパンチラを覗く許可を得る必要が無いって事か?

ムッカーイSIDE END



(グランバニア城:宰相執務室)
ユニSIDE

今日も午前の仕事が終わり、昼休みとなったので昼食を取り終え職場に戻ると、まだ昼休み時間中にも関わらず、軍務大臣(ピピン閣下)総参謀長(レクルト閣下)一般兵士(知らん奴)が呼び出された様で、宰相閣下の机の前に並んでる。

「悪いね昼休み時間に呼び出しちゃって。昼飯は食べた?」
如何(どう)やら彼等も集まったばかりの様で、これからメインイベントが開催されるらしい……丁度良いタイミングで戻ってきたみたいだ。

「我々は軍人ですので、何時(いつ)何時(なんどき)招集されるか判りません。ですが常に備えておく為、早飯は基本であります!」
ピピン大臣の台詞に『消化に悪そう』と感じてしまうのは私だけだろうか(笑)

「休み時間に呼び出したのは訳があって、わざわざ正規の就業時間に呼び出すほどの案件では無かったからなんだ」
「そ
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