暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga30-B遥かに永き旅路の果てへ〜Have a good journey〜
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ることが出来たのは、リニスが蘇ることが出来たのは、間接・直接問わずにルシルのおかげだもんね。本当にありがとうだよ!」

「そうか。リニスは残留を決めたんだな。あぁ、確かに創世結界からリニスが消えている。プレシアは・・・残っている。そうか、それが彼女の選択か。・・・アリシア。こちらこそありがとう。君のいる日常は楽しかったよ」

「えへへ♪ 私も、すごく楽しかった!」

「ルシル。あたしゃ、アンタにあげられるほどの魔力は無いから、感謝だけになるけど・・・」

「いいよ、アルフ。君にも世話になったな」

「そりゃこっちのセリフさ。アンタのおかげで、アリシアとリニスが居る、一緒に生きていけるんだ。アンタと一緒に過ごせた時間、その恩、絶対に忘れないからな」

アリシアの魔力も吸収し、アルフと握手を交わし終えたルシルに、今度はアリサが「なら、今度はあたしの魔力を上げるわ」って言ってルシルの前に立った。そんなアリサの隣に「時間がないようだし、私も一緒にお願い」って言ってすずかが並んだ。

「アンタへの怒りはさっきのでチャラよ。・・・なのはもフェイトもアリシアも、アンタの左手ばかりに触れてたけど、魔力吸収って左手しか出来ないの?」

「いや。右手でも出来るようにしてあるから、どちらでも構わないよ」

「そ。じゃあ、あたしが右手で・・・」

「私が左手だね」

「あのさ。あたしも、アンタにいろいろとお礼を言いたいのよ。前の世界線じゃあたし、魔導師にならずに実家を継いだらしいじゃない? それを知って、あぁ、この世界線のあたしは幸せだわぁ、って思ったわけ。そうなった理由が間接的とはいえアンタにあるのだから、感謝したいのよ」

「私も、アリサちゃんとおんなじだよ、ルシル君。ルシル君の与り知らぬところでの私やアリサちゃんの魔導師化だけど、おかげで私たちはなのはちゃん達と同じ魔法の世界で、一緒することが出来てる。それに私に魔法技術者っていう道に進む機会をくれた。すっごく感謝してる」

「ありがとう、ルシル」

「ありがとうね、ルシル君」

「こちらこそだ、アリサ、すずか。すずかにはエヴェストルムを造ってもらったし、アリサにもいろんな事件はもちろん、日常でも世話になった。ありがとう」

アリサとすずかはルシルの手と握手をして、ルシルの魔力吸収を受けた。チーム海鳴で残るはわたしとはやてだけとなった。ルミナ、セレス、クラリス、ミヤビは魔力はほぼ空で、セラティナも“エインヘリヤル”・ルシルとの闘いで空っぽだ。

「魔力はあげられないけど、握手でお別れはしてくれる?」

「もちろんだよ、セレス」

「というか、私たちの魔力はすでに貰ってるはずだよね・・・?」

「あ、ああ・・・まぁ。すまん。プリム達ヴァルキリーに奪わ
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