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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
シルバーオーブへの第一歩
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「大丈夫ですわ!ウルフ様が添い寝してくださりますから?」
「え!?俺?」
あのロリコンに襲われない様に、守ってもらわないと…
「じゃぁ安心だね!」
因みに水夫達はお父様が近付くと、一斉に私から距離を取る。
ちょっとビビりすぎじゃないの?

「…で、幽霊船がどうしたの?」
さっき夜更かしを叱ったのに、水夫等が離れた途端夜更かしOKになるのかよ!
単に水夫等と仲良くしてたのが気に入らなかったのか…
まぁ正直、むさい男共に囲まれるのに辟易していたところだったし、今回は感謝ね。

「はい。何でも以前…『船乗りの骨』と言うアイテムを持っていたら、ロマリア沖で『幽霊船』に遭遇したそうです。是非、私も見てみたいですわ!ね、お父様ぁ?」
「ふ〜ん……じゃぁ、その内幽霊船に出会すかもしれないじゃん!」

「いえ、お父様…もう船乗りの骨は手元に無いそうですぅ………このレッドオーブと引き替えに交換してしまったそうなんですって…」
「誰と交換したの?物好きな変人も居たもんだ!」
よし!よくぞ聞いてくれた!

「はい!何と偶然なんですが、この海域の近くにある『グリンラッド』と呼ばれる極寒の地に住むお爺さんと、交換されたそうですのよ!是非、船乗りの骨を譲ってもらいたいですね!」
「…それは難しいなぁ……だって、そのレッドオーブは僕達に必要な物だろ!?確か……不死鳥…ラー油……だっけ?…それの復活に欠かせないんじゃ…」
「ラーミアですよ、リュカさん!」

「勿論、このオーブは手放しませんわ!…でも他の物と交換出来ないでしょうか?」
「他の物?……例えば?」
「う〜ん…そうですねぇ……美女の脱ぎたてパンツとか!お父様は大好きでしょ!?」
少なくとも水夫の1人は、それで私の子分になったわよ!

「うん。その老人が僕と同じ思考回路の持ち主なら、パンツと交換してくれるだろうけど…きっとムリだと思うな!」
「…なぁリュカさん…親娘の会話として、今のは正しいのか?…父親として、『パンツと物々交換』なんて話題を出した娘を、叱るべきではないのかな?」
普通は無いわね!

何時もなら『マリーに下品な会話を持ちかけるな!』って、シスコン兄貴が出てくるのに…
どうしたんだろ?
部屋でシコってんのかな?
「ん?う〜ん…そう言う方面の事で、僕が叱っても…説得力が無い!」
「あぁ……自覚はされてるんですね……少し安心しました…」

「ともかく近くに来たのですから、一度寄ってみましょうよ!」
「でも…その幽霊船と遭遇する事に意味はあるの?正直、無意味な事に時間を割いている余裕は無いのよ、私達!」
ちっ!うるせーねぇちゃんだな…
アンタの為にこの情報を引き出させたんだろうが!
必要なイベントなんだからね!

「む、無駄かどうか
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