第一章
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料理無双女子
島津美菜子は料理上手だ、それこそどんな料理も完璧に作ることが出来る。
黒髪を奇麗に伸ばし色白で大人びた顔立ちで目はきらきらとしている。そして眉は細く奇麗なカーブを描いている。背は一五八位でスタイルは胸はあまりないが均整が取れていてまだ高校生だが物腰や外見に色香が漂っている。
兎に角色々な料理が出来る、それで今回は。
「うわ、凄いの作ったわね」
「豚バラ煮込み作ったの」
「それも本格的な中華の」
「そっちを作ったの」
「ええ、食べてみて」
自分と同じ料理部の部員達に話した。
「作ってみたから」
「ええ、それじゃあね」
「そうさせてもらうわ」
「今からね」
部員達も応えてだった。
そうして実際に食べてみた、その味はというと。
「美味しいわ」
「いつも通りね」
「かなり美味しいわ」
「本当にね」
「そう、この美味しさはね」
本当にと言うのだった。
「絶品よ」
「そうだよね」
「この味はね」
「本当にいいわ」
「美菜子は何作っても美味しいわね」
「それで何でも作られるし」
「料理の天才よね」
「というかね」
ここで部員達はこうも話した。
「何でこんなに美味しいのか」
「何でも作ることが出来て」
「これって才能だと思うけれど」
「何処でどうして身に着けたか」
「才能を開花させたか」
「そこが気になるわね」
「まあそれはね」
美菜子は少しはにかんで応えた、黒と金のブレザーとダークブラウンのミニスカートに赤いリボンと白のブラウスの制服の上の花柄のエプロンが可愛い。
「何ていうか」
「何ていうか?」
「理由があるの」
「お料理上手になった理由が」
「それはね」
どうかとだ、奈央はここで部員達に話した。
「私の家に来ればわかるわ」
「そうしたらなの」
「それでわかるの」
「島津さんの家に行けば」
「ええ、よかったら来て」
美菜子は部員達に話した。
「私のお家にね」
「わかったわ、それじゃあね」
「今度行かせてもらうわね」
「島津さんのお家にね」
「そうされてもらうわ」
部員達も笑顔で応えた、そうしてだった。
彼女達は美菜子の家に実際に行ってみた、するとそこは。
食堂だった、それも観光地の賑わっている商店街の中にあるものだった。
「ああ、島津さんのお家食堂だったの」
「それも観光地の」
「しかも近くに住宅街もオフィスもある」
「人がいつも大勢通っている商店街にある」
「そうしたお家だったのね」
誰もがその食堂の前を見て言った、そこは昔ながらの食堂で商店街にあって実に絵になるものだった。
店の名前はお食事処しまづとある、その店に入るとだった。
店の中も昔ながらの食堂だった
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