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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
双丘は無事だった!
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こんな枯れ果てたEDと結婚せなあかんねん!!」
素敵な突っ込みだ!
「エ、エコナさん…落ち着いて!」
突っ込み担当はお兄様なのに、宥めるしか出来ないなんて…
「ワシ、エコナ、見つけた!海で…、ワシ、思った。エコナ、出来る!町、造る事、エコナ、出来る!!」
このスー族の喋り方って、片言で理解しづらいわぁ…
「………そう言うわけや。ウチ、この爺さんに助けられ話を聞いたんや…そんでチャンスやと思うたんよ!…せやからごめんなアルル!ウチ…これ以上は一緒に冒険出来んねん!此処に残って町を造るから……」
「気にしないでエコナ…貴女は自分の夢を見つけたのだから…それに向かって頑張って!」
あれ!?
でもそうすると、例のイベントが正常に発動した時、此処で町造りをせざるを得ない状況に追い落とした私が恨まれませんか?
やりすぎ商人に、町民達がクーデター!
そして投獄されて、彼女は全てを失う事に…
きっとゲームと違って、怒りが股間に集中した男達が、力任せにあの巨乳を味わっちゃうんだぜ!
ヤバイヤバイ!
きっとみんなこう思う…
『こんな場所に流れ着かなきゃ、酷い目に遭う事はなかった!→いやいや、津波に攫われなければ、こんな事にはならなかった!→つまり津波を起こした者の責任じゃん!』
ってな感じに、私がネチネチ責められる…
津波とかじゃなく、普通に此処に来てエコナ様が町造りを始めれば、私は何も関係なかったのに…
こうなったら、町造りに成功してもらうしか、私の平和は望めない!
「あ、あの…エコナ様…無理をされてはダメですよ!」
「どうしたん、マリーちゃん?ウチ、無理なんてしてへんよ」
「そうじゃないんです…町を造るって、大変な事だと思いますぅ。エコナ様は凄い人だから町造りの先頭に立って、活躍されると思いますぅ…」
「ありがと、マリーちゃん…」
「でも町を造るって、一人じゃ出来ません!町が大きくなればなるほど、大勢の人が協力し合い町を発展させて行くと思いますぅ!そんな時、無理をしてはダメですよ。漁ってはダメですよ。休む事も必要なんですから…」
「良い子やなマリーちゃんは!さすがリュカはんの娘やね。息子とは血が繋がっているか疑問やけど、マリーちゃんは間違いなくリュカはんの娘やね!」
違う違う!
良い子とか、そう言うのどうでもいいから!
焦らず地道にクーデターなどは起こさせない様に!!
ともかくそれが大事なんだからね!
何やらみんなが爆笑しているのだが、私の意識は未来のこの町に向いていた。
「ところエコナ…町の名前は?」
急にマイダーリンが問いかける。
「よくぞ聞いてくれた!『エコナバーグ』や!この町は『エコナバーグ』や!!世界中に広めておいてや!『エコナバーグ』の名を!」
「スピルバーグみたい
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