暁 〜小説投稿サイト〜
それから 本町絢と水島基は  結末
7-?
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ルも多かった。

「あのふたり、良い感じ 女の子がべったり寄り添ってさ こんなロマンチックなとこなら、その気になっちゃうよね」と詩織が羨ましがっていたけど

「その気って その気?」って茜が詩織の顔を覗き込んだ

「うん その気って その気よ」と笑いながら、答えていた。

 うん、私もモトシと来て居たら、その気になるかも。もう、茜はあの人のこと忘れたのか、それとも心の中にしまって口に出さないのか。中華街のお店でに行き、3人でいっぱい食べて、飲んでしまった。ほろ酔い加減で本町を歩いて、ホテルに戻る時、最初、ケーキ屋さんとか見ていたけれど、

「あれ可愛いー」と詩織がランジェリーのお店を見つけて「ねぇ ちょっと寄ってこ」と中に入って行った。

「こんなの身につけていたら、自分も可愛くなるし、男の子も喜ぶわよ」と言っていたが、茜は

「私、こんなの恥ずかしい ダメ」と言っていたが、

「茜 見せるんじゃあなくても、自分で楽しめばいいじゃない」

 と、詩織に無理やり選ばされていた。私も、その気になってしまって、キャミスリップとか可愛いのをと選んでいた。

 ホテルの手前にポツンと教会らしきものが建っていて、茜が

「私、こんなとこにあこがれる 海の近くだし 部屋も良いよね 想い出になるし」と言っていたが、私も、それも良いなと思っていた。

「えへー ウチなー小籠包で火傷しちゃった そのあと、マーボー食べたから口ん中痛くて モトシ どこいっちゃたん」モト君にTelしてた

「どこって 家にいるよ 絢 酔っぱらってんかー」

「うぅん ビール飲んだけどなー 今なぁー みんなスてシャワーしたん タオルの下 スッポンポンやでー 羨まスい?」

「絢 何言ってるの この酔っ払い」と、詩織がスマホ取り上げて

「ごめんね ホテル帰ってきたら、酔いがまわってきたみたいで ちゃんと寝かすから安心して おやすみなさい」と、言って、チュッとして切った。

「詩織 今 何かしてなかった?」

「何にもしてないよ それより、ちゃんと髪の毛乾かさないと、明日大変だよ 何にも、着てないんでしょ、風邪ひくよ ほらっ 真っ直ぐ座って 乾かしてあげるから」














[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ