第一章
[2]次話
子猫達のお父さん犬
アメリカニュージャージー州ハンタードンのクロムウエル家に住むマックは黒のピットブルである。
接待に怒らず家出一緒に住んでいる白地に黒模様がある毛のスコティッシュフォールドの雌のジャネットと共にだ。
動物の保護活動をしている飼い主が家に預かった保護猫子猫である彼等の世話をいつもしている、猫達は常にだ。
「ミャア」
「ニャン」
「ミャウン」
「ニャンニャン」
やんちゃをして家中を動き回り悪戯をする、当然ジャネットだけでなくマックにも何かとするが。
「ウニャア」
「クンクン」
二匹共そんな子猫達にいつも優しくして絶対に怒らない、いつも見守って穏やかに世話をしている。だが飼い主はそんな彼を見ながら話した。
「実はマックは昔は攻撃的だったとか」
「そうだったんですか」
「フロリダの方で弟犬と一緒にリードで縛られているところを保護されたそうで」
「捨てられたんですか」
「どうやら。弟犬はすぐに飼い主が見付かったそうですが」
それでもというのだ。
「マックはです」
「中々ですか」
「そうした性格だったので」
攻撃的な性格でというのだ。
「安楽死も考えられたそうですが」
「そんなに攻撃的だったんですか」
「ですがそれを調教師の人が捨てられたトラウマからそうなっていることを見られて」
そうしてというのだ。
「矯正されてです」
「今みたいな性格になったんですか」
「矢っしい性格に」
「それで猫を育てることもですね」
「しています、絶対に怒らないで」
「それは何よりです、実は」
飼い主と話している彼はここで飼い主にこうも言った。
「うちに来てくれますか」
「そちらにですか」
「こちらにも犬と猫がいるので」
「まさかマックと同じ様な」
「似ていると思います、会いに来られますか」
「それでは」
マックの飼い主も頷いてだった。
それでその人の家に行くと。
「ワンワン」
「ニャア」
茶色の柴犬と茶色の雌猫が一緒にだった。
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