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戦姫絶唱シンフォギアGX〜騎士と学士と伴装者〜
第2節「新しい生活」
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!?そ、そういう訳では……」
「健全とか不健全ってのはな、結局恥じらいを誤魔化す言い訳でしかねぇんだよ!」

反論していた飛鳥が言い淀んだ所で、煽り始める紅介。

「流星はどうだ?気になる女子の着替えくらいは覗きたいよなぁ?」
「……そういうのは、付き合ってからにするだと思う」
「んだよツレねぇな〜」

同意を得られず不満そうに口を尖らせる紅介。

って流星お前、今、遠回しに『付き合ってる女子の着替えなら見たい』って答えなかったか?

「恭一郎だって、小日向のスク水見たいだろ!?」
「えっ!?……えっと、それは……その……」
「ん〜?見たいよなぁ〜?お前も男だもんな〜?」

思わず思い浮かべてしまったのか、恭一郎の顔があっという間に真っ赤になり、取り損ねたボールが床を転がっていく。

やれやれ、そろそろ止めるか。

「紅介、あんまり飛鳥や恭一郎の純情を弄ばないでもらえるか?」

すると紅介は案の定、恋人が同級生である俺の方にも目をつけた。

「翔、お前だって見たいんじゃないのか?スク水着た立ばn──」
「そういうの、軽犯罪法と迷惑防止条例で立憲可能だぞ?」
「えっ」
「法律により1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が課せられる事になるな。それでもいいのか?」
「ちょっ、ちょっと待てよ!?法律でマジレスするのはズルいだろ!?」
「下賎な事言うからだろ?」

慌てふためく紅介。やれやれ、単純だ。
というか今は一応授業中なんだぞ。バレーのパス連なんてサボりやすい環境だけどさ。

「ほらほら。サボってないで練習しようよ」
「そんなんじゃ紅介、三者面談で怒られるんじゃない?」
「げっ!?もうそんな時期かよ!?」

純と流星からの一言で、紅介が焦りだす。

そうか……そういえばもう、そんな時期なんだな。

「やべぇよ……とーちゃんが来てもかーちゃんが来ても、後でドヤされる……」
「自覚はあるんだな……」
「僕達は母さんが来ると思う」
「僕の所は父さんかな〜。2人は?」

震える紅介。呆れる飛鳥と落ち着いた流星。そして恭一郎。

「僕のとこは……父さん忙しいから、母さんかも」
「俺は……今年も春谷さんだな」
「「「「春谷さん?」」」」

純以外の4人からの視線が、一斉に俺の方へと集まる。

あ、そういやこの4人にはまだ、紹介した事なかったな……。

「なあオイ翔、その如何にも美人のお姉さんっぽい名前した人、誰だ?」
「なんて言えばいいんだろ……。うちの家に仕えてる、使用人……みたいな?」
「使用人……つまり、メイドさん的な……?」
「なっ、何ぃ〜〜〜ッ!?」

流星の一言に、紅介が某餅つき芸人みたいな声を上げる。

これ絶対何か勘違いして
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