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ート訪ねたんだ。近所のスーパーでバイトしてるって言ってたけど、あの美人がやつれててな。誘ってくれてな、これぐらいしか、あげるものないからって。俺、初めてだったから、直ぐに、中で終わってしまって」
「したのかー それが想い出になってるんか」
「そーなんだ 去年の夏も訪ねたんだけど、会えなくて、正月にも行ってみたんだ。彼女はアパートに居て、迎え入れてくれたんだ。なんとか、やっているって言ってた。前みたいに綺麗で・・俺、金に苦労してるだろうなって、バイト代持ってたんだけど、叱られた。「貰う筋合い無い」ってな。けれど「本当に私のこと思ってくれているから」って、抱かしてくれた。今度は、いろいろと扱い方を教えてくれて、夢心地だったよ。俺は、卒業したら、結婚して欲しいって言ったんだけど「私は100%全力で、この子を育てるの。父親は要らない。今のは、入学祝い。貴方は、こんな使い古しじゃぁ無くて、もっと理想の女の子見つけなさい。ちゃんと卒業しなさいよ。もう、今日限りで会いに来ないで」と言われたんだ」
「慎二、なんか、すごい経験してるんだなぁー だから、人の気持ちを考えてくれるんだ」
「そんなことないけど 彼女の気持ちを考えると、もう、これ以上、踏み込めないなって思った。もう、忘れようと、努力する」
「うん 僕には、よく解らないけど、その人の生活は僕らとは、次元が違うと思う。もう、無理だよ 話てくれて、ありがとう、慎二」
「こんなこと、お前にしか話せないよ すっきりしたよ お前も隠し事するなよ」
「僕は、なんにもないよ」
「俺、駅弁の配達のバイトしてるだろ 藤や商店って、確か絢ちゃんの知り合いだろう?」
「わかった 慎二の言いたいのは あれは隠しているんじゃあなくて、絢の内緒事なんだ」
「やっぱりか 似てるなって思ってたけど 内緒なんか 解ったよ でも、あんな子が近くに居たなんてなー」
それより、美波のことは、どうすんだよー
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