Turn:46 女の心意気
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
「ダブルクリティカル………」
「サークル・メイガス(8000)のブースト!ステラ・メイガス(34000)でスピニング・ヴァリアント(12000)にアタック!」
ステラ・メイガスの杖に輝きが集まる
ナギサはその輝きに見とれ目を閉じた
「ノーガードよ、来なさい」
ステラ・メイガスの放った光がスピニング・ヴァリアントを包み込んだ
5th damage
【ロケットハンマーマン】
トリガーなし
6th damage
【スピニング・ヴァリアント】
トリガーなし
「………勝った」
「ガーリィ・ドリィのスキルが使えたら違ったかもしれねけどな………」
リアガードのヒーロー5体以上で常にシールドを上昇させるガーリィ・ドリィのスキル
それがあればナギサはヘキサゴナル・メイガスのアタックを凌ぐことが出来たはず、だが………
「そうは言ってもこっちもコスト不足でスピニング・ヴァリアントのスキルも使えないし、使えたとしてもプロテクト2でケアされちゃってたからね………」
スピニング・ヴァリアントのスキルが発動した場合完全ガードではコスト含めて4枚の消費
一方でプロテクト2ならインターセプトのみで手札の消費を抑えることが出来る
プロテクト2で上昇したステラ・メイガスのシールドは15000、トリガーが出なければスピニング・ヴァリアントのアタックを止めることが出来る
「本当はグレード2がもう1枚あったらよかったんですけど………わっ!?」
突然ナギサに抱き着かれ戸惑うヒトミ
「恋もヴァンガードも、どっちも頑張りなさい、私にはできなかったことだけど………きっとあなたならできる」
「は、はい………」
優しく囁かれたナギサの言葉に耳まで真っ赤になるヒトミ
「さーて、もうちょっとこのデッキでファイトしたいな、レイラ相手してくれる?」
「ええ、私もノヴァグラップラーを使う師匠に挑戦してみたいです」
「っていうわけでお兄ちゃん、このデッキもうちょっと借りるね」
「いや、そのデッキはお前にやるよ」
「ヒトミ、俺ともファイト………っていうかお前いつまで赤くなってるんだ?」
「うぇ!?えっ!?うん………ファイトだよね」
「(あらぁ〜、私とは違った意味で前途多難だわ………)」
ヤイバとヒトミの会話を聞きながらファイトの準備をしていたナギサにふと、ゴウキが声をかける
「ナギサ!………ヴァンガードは好きか?」
その問いかけにデッキを見てかつてのことを思い返す
想いを遂げられず、一度は辞めようとさえした
だが………
「大好きよ、当たり前のこと聞かないで」
「だな」
はっきりと言い切ったナギサの様子にゴウキも満足げに笑った
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ