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それから 本町絢と水島基は  結末
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うになっていたので驚いていた。
 お店を出て、家まで送ってきてくれた。挨拶もしておかなきゃと

「ただいま帰りました。実家の兄が挨拶したいと言っているんです」と、言ったら、お姉ちゃんが出てきて

「初めまして、娘の澄香です。母は今、身なりを整えてますわ。どうぞ、お上がりくださいな。私、今、晩酌始めたところですの。ご一緒に如何ですか」

「いえ それは豪快ですね。こんな美人と飲めるって嬉しいのですが、もう、時間も遅いですし失礼いたします。次回、機会ありましたらと楽しみにしています」

 その時、おばさんが出てきて「どうぞ、まもなく主人も帰ってきますから」と勧めたが、やはり
「時間が遅いのでここで失礼します。絢のこと、どうぞよろしくお願いいたします」と、帰って行った。

「感じのいいお兄さんね あんなにサラリと褒められて、私うれしいわ」とお姉ちゃん、浮かれてた。

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