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フォース・オブ・イマジナリー
Turn:45 探求の果て
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カードキャピタル三号店でパックを開封しているシュン
「デッキの改良?」
「ああ、Gクエストに向けて出来るだけのことはやっておきたい」
パックから出たカードをチェックしていたシュンはその中の一枚を見て手を止めた
「みんな強くなっているからな」
ドラゴニック・ブレードマスターのカードを手に取りながら先日のヤイバとタクヤのファイトを思い起こすシュン

Turn:45 探求の果て

「カードショップ男前?」
「うん、一度来てみないかってレイラさんに誘われてるんだ」
ヤイバとヒトミは普段と違うカードショップへと向かっていた
「シュン君も誘ったんだけど」
「別の予定があるって言ってたな、一体どこ行くんだ?」

完成したデッキを整えながら口元を緩めるシュン
「いい感じ?」
「ああ、あとは実践で………」
ちょうどカムイがショップ大会が始まることを伝える
そんな中シュンは集まったファイターの中に意外な顔を見つけ目を見開いた
「まさかこんなところで会うとはな、てっきりヤイバと一緒だと思ったんだが」
そこにはデッキを手に開始を待つルカの姿があった

大きな船の飾りのついた看板の店
カードショップ男前へとやってきたヤイバとヒトミ
「ここがカードショップ男前………」
「なんか魚屋みてえだな」
そう呟きながら入口から中に入るヤイバ
「お邪魔しまーす」
遠慮がちにヒトミも続くと
「いらっしゃい」
首元にスカーフを巻いた女性が二人を出迎えた

「あーあ、私もシュンとファイトしたかったなぁ」
カードキャピタル3号店のショップ大会は佳境を迎えていた
ひとつ前の試合でルカに負けてしまったツムギはわざとらしくボヤく
「決勝、暁シュン対御導ルカ」
カムイのアナウンスと共にファイトが始まる
「「スタンドアップ!」」
「ザ!」
「「ヴァンガード!」」
「マイクロホール・ドラコキッド」
「リザードランナー アンドゥ」
テーブル越しに対峙する二人の間を静かな空気が包み込む
「意外だな、こんなところでお前とファイトすることになるとは」
「プレイベントでお兄ちゃんに負けたの、悔しくないわけないじゃない」
「なるほどな………Gクエストでの再戦を前に、だがおかげでこっちは地区大会の借りが返せる」
「そう簡単に返せるかな?ライド、グラヴィティボール・ドラゴン」
グラヴィティボール・ドラゴンが小さな体でアンドゥに吠える
「1枚ドローして、ターン終了」
「ライド・ザ・ヴァンガード、サーベル・ドラゴニュート!」
剣を構えたドラゴニュートがグラヴィティボール・ドラゴンを見据える
「サーベル・ドラゴニュート(8000)でグラヴィティボール・ドラゴン(8000)にアタック」
「ノーガード」

Drive check

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