第一章
[2]次話
子沢山の犬達
テキサス州の南ダラス公園でだった。
一匹の野良犬がが発見された、その犬はというと。
「ラブラドールの雑種ですか」
「色は黒と白で身体は大きい」
「そうした子なんですね」
「外見は」
「そうです」
ある動物保護団体のスタッフであるマリーナ＝タラシャフスカ金髪を長く伸ばしていて青い目で小柄な彼女と長身でブラウンの髪に緑の目で高い鼻を持つ二人に年配のスタッフが話した
「お二人はそっちに行ってくれますか」
「その子を保護するんですね」
「そうしますね」
「はい、そうしてくれますか」
「わかりました」
「すぐにそちらに行きます」
二人も答えてだった。
すぐに公園に向かった、するとだった。
一匹の犬がすぐに見付かった、その犬こそがだった。
「言われた通りですね」
「そうね」
マリーナはジョンの言葉に頷いた。
「そのままの外見ね」
「黒と白の大型犬で」
「どう見てもラブラドールの雑種ね」
「じゃあ保護しましょう」
「今からね」
二人でその犬を見て話した、そして。
その犬を保護しようとした、だが。
「ワンワン」
「？」
二人共犬が急にだった。
踵を返してだった、振り返ってきた。それを見てマリーナはまさかという顔になってジョンに言った。
「ついて来て？」
「そんな風ですね」
ジョンも言った。
「どうも」
「ええ、じゃあね」
「ついて行きましょう」
こう二人で話してだった。
それでついて行くとだった。
やがて焼け落ちた木の下に案内された、そこには。
白犬がいた、そして。
「クゥ〜〜〜ン」
「クンクン」
「キャウン」
「クゥン」
「ワン」
「ワ〜〜〜ン」
「キャン」
「ワンワン」
「ワォン」
「クゥオン」
十匹の子犬達がいた、色は白に黒に茶色とそれぞれだった。
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