俺×姐さん÷孫呉−さっちゃん=あーもー帰りたい!
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
俺の性癖を異常改造するんじゃねぇ!」
いきなり出てきて何を言いだすかと思えば、身内の暴露大会かよ! 確かに色んな意味で効果抜群だけどさ! 蓮華の本性とかエロい性格とか知れたのはなんか嬉しいけども! 素直に喜べない上に周囲の人達に悪印象を与えちまっているような気がするんだよ雪蓮!
「雹霞……自分そんなに最低な奴だったんかいな……」
「誤解だ姐さん! これは陰謀なんだよ! 俺は清廉潔白な、純情少年なんだから!」
「いや、それはそれで嘘つきすぎでしょう雹霞様」
おぉっと思わぬところからツッコミが来たので驚きが隠せないぜ。孫瑜軍が誇る奇跡のツッコミ役、歩兵隊長通称さんちゃんは江東特有の褐色肌に冷や汗を浮かべながら俺に対して素晴らしい対応を見せてくれている。生まれが同じなだけあって、俺の扱いが上手いなさんちゃん!
「ですが、孫策様の言ってることも一理ありますよね。勝手に城を飛び出して敵軍の客将になっているんですし、そりゃあ周瑜様始め孫呉の皆様がお怒りになるのも仕方がないかと」
「やめるんださんちゃん。そのタイミングでの追い打ちは俺の心を崩壊させかねない。今結構ギリギリな戦で踏みとどまってるんだから、フォローしてくれないと」
「孫瑜様は国に帰っても孫策様達との蜜月があるから降参するのも一つの手ですよ?」
「くぅっ! なんかそれでもいいかもって思ってきている自分が情けない!」
「いやマジで困るんやから勘弁してぇな雹霞! 人手が足りないって言ったばかりやで!?」
ごめん姐さん。今俺割と揺らぎまくってる。後一押しで董卓軍ごと孫呉に降っちゃうかもしれない。
「傍迷惑なことを素面で言うなやボケェエエエエエエ!!」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ