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【自作イラスト追加しました】悪役令嬢に憑依させられたので、婚約破棄してきた婚約者の頭を掴んで宙に持ち上げてみた〜外は美少女中身はゴリラの異世界譚〜
悪役令嬢に憑依させられたので、婚約破棄してきた婚約者の頭を掴んで宙に持ち上げてみた〜外は美少女中身はゴリラの異世界譚〜
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ぶっちゃけ私にどうしろと。
これからあるイベントってあれだ、舞踏会での婚約者からの婚約破棄である。
それくらいしかない。
その後は文章で更っと説明がされて……。
「もうそこしかないか。シナリオにないルートを選択する」
「未来予測ですか?」
「何が?」
「異世界の【物語】に準ずるものには、【未来予測】と言えるものがあるそうです。例えば、卵と牛乳とホットケーキミックスがあれば同じようなホットケーキ、つまりは似た結果という果実が得られる。だから未来予測になるとかなんとか。もしかしてそれもあって貴方を召喚できたのかしら」
と言い出したリセ・ハートマインドに、
「でもそれで言うとバッドエンドルートフラグしか立っていないから、そのルートのシナリオから離脱して、何とかハッピーエンドルートに持っていくわ」
「え、出来るのですか?」
「失敗したらそれで終わり。出来る、出来ないじゃない。やらないといけないのよ……お判り?」
「はい!」
「返事だけは元気がいいのね……はあ。ってちょっと待って。今って婚約破棄されるパーティの直前じゃない?」
そういうと不思議そうな顔でリセ・ハートマインドは、
「婚約破棄って何のお話ですか? 私は、友達で聖女のクレアちゃんが暗殺計画をされているの求めて欲しいとかそういった……」
「……」
「あの……」
そこで私は彼女と共有した彼女の記憶に着手する。
そして現在の状況全てを判断して、
「分かった全部無理。時間が足りないから……シナリオの離脱から始めないといけないわね」
「? どういうことですか?」
「これから【私が好きなように】させてもらうわよ」
そういうと悪役令嬢リセ・ハートマインドは頷き、
「貴方の方が力が上なので憑依されると支配権が貴方にうつってしまうんです」
「よくそんな危険なの事をする気になったわね」
「クレアちゃんは私の大事なお友達ですから」
と言い出した彼女に私は大きくため息をついて、
「……婚約破棄関連は、とりあえず文句の一つでもいわせてもらうわ」
と返し、話足はパーティに出席したのだが。
ゲーム上ではもう少しマイルドになっていたが、聞けば聞くほどこいつは……こいつは……。
「こんな状況になるまで放っておく婚約者がいるかぁあああああ」
「うぎょぼあぶえぇぇぇ」
ついかっとなって私よりも二センチくらい背の高い婚約者の頭を鷲掴みにして持ち上げた。
おかしな声を上げるのを聞きながらすぐに気絶した婚約者を見て、
「ふん」
そう鼻で笑ってから、何だこいつ、と思いながら床に落としてその会場を後にした。
とりあえずちょっとはすっきりした私は、
「これであとは、バッドエンドフ
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