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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
始まりの章-世界は終わった、しかし物語はここから始まる-
突然世界が崩壊したが俺のところに引きこもり系眼鏡ヲタ女子サーヴァントが転がり込んできた件
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、」

初めての女性に抱かれるという感触。
さらに刑部姫は俺の手を取り、

「…!?」
「初めてでしょ?どう?思ったより柔らかい?」

自分の胸を触らせた。
ああやばいなんだこれマジで。
おっばいってこんな柔らかいの?
やっべこれ…エロ漫画に書いてあったみたいに触るとホントに弾力で指が跳ね返ってくる。

嗚呼、そうか。
これが、

この手の中にあるものが












「Gyaoooooooo!!!」
「!!」

柔らかな感触に包まれていたが、ワイバーンの咆哮によって俺は強制的に現実へと引き戻される。

「あいつら…まだ俺の事狙ってんのかよ…!」
「ちっ…もうちょっとで堕ちるとこだったのに…。」

飛べなくなったにも関わらず手負いのワイバーンが飛び降りてくる。
おまけに他のワイバーンも引き連れてだ。
てかおっきーなんつった?

「適当にやっとけば追い払えると思ったのに…!」
「きっと中途半端にやった誰かさんのせいだろーな!!」

若干の皮肉を交えつつ、俺は身構える。
逃げる?ノンノン?
だってここには彼女いわく俺の刑部姫様がいるんだぜ。

「相手はライダー、こっちはアサシン。相性有利だし俺の刑部姫なら楽勝…だろ?」

今から俺はただの一般人からマスターへとなったわけだ!!
つまりは戦える!!サーヴァントを駆使し、ちぎっては投げちぎっては投げの大奮戦をおっきーがこれから…

「ごめん、無理。」
「…は?」

え、今なんて?

「マーちゃんごめん。姫、今戦えないの。」
「な ん で ! ?」

両手を合わせて申し訳なさそうにするおっきー。
いやまじでなんでだよ。これでイキる気満々だったんだぞ。

「実はこっちの世界に来る時…魔力を使いすぎちゃったみたいで…。」

ごもっともらしい理由述べられたらなんも言えねーよ。

「だから戦えないの…?」
「うん…実はさっきも1匹飛ばすので精一杯で…。」

だからあんな中途半端なことしかできなかったのね!!
そりゃしょうがねーわ!!
というわけで、

「じゃあほら!!」
「え?マーちゃん?」

彼女の手を引っ張り、走り出す。

「マーちゃんどうするの!?」
「戦えない!?だったら逃げるしかねーだろ!!お前だって現実に来てすぐ死ぬなんて嫌だろ!!」

残された選択肢は逃げるのみ。
どこへなんて決めていないが、ともかく俺は一心不乱に走り出した。

あ、
冷静に考えたら俺今日初めて女の子の手触ってたわ。


?


「マーちゃん、ここって…。」
「俺の家。」

それからが
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