暁 〜小説投稿サイト〜
アラスカン=マラミュート
第一章
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「しかもこいつは愛情深くて人懐っこいからな」 
 父は娘のその智深を見つつ話した。
「だったらな」
「いいわね」
「どうして道にいたかわからないけれどな」
「それでもいい子だし」
「家族になったからな」
 だからだというのだ。
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