2-?
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している。まさか、今度は絢に抜かれたかもと思った。
どんどん進めていく絢の顔を近くで見ると、唇がつやつやしている。薄い色のリップを塗っていたのかな。そして、服のせいか、いつもより膨らんでいる胸に見とれていた。
それに気づいたのか絢がこっちを見て「モト君、さわってもいいよ」
すこしの時間が空いたように思えた。
僕は思い切ったように絢の左胸に手を伸ばした。力が入ったのか
「いたいっ」って絢が両腕で塞ぐようにしていたが、
思い切ったように、僕の手を添えるようにして自分の胸に持って行った。
「もっと、やさしくね」と頬が紅くなっていた。
ゴムまりみたいに柔らかく、はねかえってくるようで・・・。
「好きだよ」という言葉、出せなかった。
その時、お母さんが「どう、用意できたわよ」って
僕と絢の留メ具は完全に掛かってしまったようだ。
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