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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ肆
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を極めまくった戦いをしていたのはキャスター陣営を通じてテレビに放送済み。
それを見ていたこいつは助けにやってきたとの事だ。
一見頼りにならなさそうな、陸を連れて。

『なんだぁ?助っ人に一人デブが紛れ込んでるなぁ?おいおい気でも狂ったかよゴミマスター共。』
「ふざけるなよ!!どの魔神柱も皆して同じこと言いやがって!!」

旧神柱の一柱が陸を見下ろし、馬鹿にしたような笑みを浮かべヘラヘラと笑う。
それに陸がキレるのも…無理ねーよな。
デブが自分のこと棚に上げてデブってバカにしてるんだもん。

『知らねぇなら教えてやろうか?デブってのはな、役立たずなんだよ。ゴミでカスで自分のことしか考えねぇ。そのくせ面倒くさがりで他人任せ。自己中心的なウンコ野郎だ。』

まんまお前じゃねーかよ。
そういうのをブーメランって言うんだぞ。

『どうだ!?図星だろ!?ぶっはははは!!悔しい顔したって無駄だぜ!あーあ!論破ってのは気持ちがいいな…………


…ぁ?』

旧神柱は気付くことが出来なかった。
陸に対してボロクソに言ったその時点で、既に自分の根元が”石化”しだしている事に。

『な、なんだこれ!?身体が!!俺様の身体が!?』
「他人に自分のマスターをバカにされて、気持ちのいいものでは無いでしょう?」
『…!?』

石化の原因、それは陸のサーヴァントのステンノだ。
いつもの涼しげな表情ではあるものの、そこには僅かながらに怒りも感じ取ることが出来た。

「1つ訂正しておくとしたら、そうね…確かにマスターは太っているけれども、あなたの言うデブとは全く違うの。言うなれば…ひと味もふた味も違うデブ…?って言うのかしら?」

結局デブじゃん。
というのは言わないでおく。

駄妹(メドゥーサ)。」
「はっ、はい…。」
「やりなさい。」

と、妹を顎で使い、メドゥーサにトドメを刺させるステンノ様。
てかあのメドゥーサあれだよね?一緒にやってきた天王寺とかいう奴のサーヴァントだよね?

「いい?騎英の手綱(ベルレフォーン)で一思いにやるのよ?この世に一片の欠片も残さないで、それでじわじわと苦しみを与えながらで。」
「注文が多過ぎます…それに一思いにじわじわ苦しめるのと言うのは…。」
「何?もしかして私に反抗?」
「いえ、やります。やらせてください。」

可哀想な妹だなぁ!

「…さて。石化の後始末はメドゥーサに任せるとしてだ。」

完全に石と化した旧神柱。
そして天王寺とか言ったマスターはそれよりも、あいつを見上げる。

『てめぇら!よくも俺っち達を蚊帳の外扱いしてくれたな!!』
「こいつを…殺ればいいんだな。」

結界を形成している旧神柱の1つ、
3つの魂が1つになっ
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