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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ肆
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そしてメカエリちゃん1号2号機は

「Laaaaaaaaaaaa!!!!!!!!」

一斉にシャウトした。
一騎一騎が重なり、放たれる五重奏の超音波。
そして周囲に設置された特殊なスピーカーはその破壊兵器の威力を数倍にも跳ね上がらせる。
その効果は、

『ぎゃあああああああああ!!!!』
『なんだこれ…っ!?あたまが…あだまがわれるぅぅう!?』


絶大。いやそれ以上だった。
あまりの音量に苦しみのたうつ旧神柱達。
周囲を飛んでいた使役獣もバタバタとカトンボのごとく落ちていく。
そして、

「あ、あだまがっ!?」

耐えきれなくなった旧神柱達は、なんと破裂した。
顔の部分。穴という穴から血を垂れ流し、そしてパァンと気持ちの良い音を立てて破裂したのだ。

「効果絶大ね…。」
「ああ…!」

もし、ダ・ヴィンチ特性のこのヘッドホンを付けていなければ味方すら殺していたであろう音波兵器。
その効果は絶大。まさに必殺兵器であり何十本もの旧神柱を殺し辺りを聖晶片で満たしていった。

『ふざけやがってぇ…!!』

しかし、生き残りはいた。
血涙を流しながらもかろうじて生きているそれはゆっくりを身体を持ち上げ、今まさにレーザーを撃とうとしている。
しかし、

「させない!!」

パカッパカッという子気味のいい蹄の音。
殺し損ねた旧神柱に迫るのは、

百合の王冠に栄光あれ(ギロチンブレイカー)!!」

マリーアントワネットだ。

『ぐぎぃいいいい!!!!』

彼女と彼女のマスターが乗った水晶の馬。
それが走った跡には結晶ができ、旧神柱達を容赦なく貫き、砕け散らける。

「一幕はエリちゃんズ。そして第二幕がマリーの舞台だ!!」

馬の手綱を握るのはマスターの広海。
それに寄り添うように背中をぎゅっと抱きしめているのがマリーだ。

『うるせぇ…うるせぇうるせぇうるせぇ!』
『マリーアントワネットだぁ?俺様も知ってるぜ?あのクソみてーなワガママお姫様だろぉ?あのパンがなけりゃケーキを』
「マリーは違う!!!」

勝手な事を言う旧神柱に解釈違いを起こし、怒りのままに水晶を投げつける広海。
その水晶には魔力が込められており、彼の怒りを表すかのごとく爆発した。

「お前達が語れるほど…お前達がモノに出来るほど…マリーは簡単で安いサーヴァントじゃない!!」
『知らねぇのか?サーバントは無条件で王たる俺様のも』
「うるせぇ!!」

別の旧神柱にまた水晶を投げつける。

「あ、あなた…落ち着いて…!」
「…!ごめん、マリー。あんな気持ち悪い魔神柱に奪われると思うと…つい頭に血が上って…。」

と、なんとか広海をなだめるマリー。
彼女の心配そうな
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