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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ肆
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身を矢と化し、真っ直ぐに突っ込んでいくアタランテ。
1本を貫通し、そしてまた1本と旧神柱を簡単に貫いていく。
子供達のためなら何が何でもやる。
バーサーカーとしてのアタランテならばこそできるものだった。
「さて、旧神柱は二人に任せるとして、だ。」
甲板に二人取り残されたキャットと院長先生。
振り向いた先には
「おんぎゃあ!!」
「うあっ、ああー!!」
「アタシとマスターはこうして、雑魚散らしに専念するのであった。」
たくさんの使役獣。
泣き叫ぶ顔、怒り狂う顔、殺したいほどに憎らしいあの顔が様々な表情を浮かべ、こちらを殺そうと近づいてくる。
「何、それでも大事な仕事だ。それに俺も、探偵さん達みたいに直接あいつの顔をぶん殴ってやりたかったんだ!」
踏み込み、鋼鉄の義手がスチームを排気口から吹き出しながら使役獣を殴りつけた。
「聞こえているか葛城恋!サーヴァントをモノ同然に扱い、犯し尽くした事!そして自らをソロモン王だと自称した事!そのツケは高くつくぞ!!」
?
時は同じく、横浜にて
「さぁどんどんぶちかましな!!弾数なんて気にするな!あるだけ全部あの魔神柱もどきにぷっぱなせ!!」
「アイアイサー!」
海ではハインド商会からなる連合艦隊により、旧神柱は駆逐されつつあった。
『うるせぇ…!ふざけやがって!!てめぇら全員ぶっ殺す!!!王の命令だ!!全員処刑してさらし首にしてやるよォ!!!』
「処刑が怖くて海賊なんてやってられっかバカヤロー!拙者なんか生前首切られてるっつーの!!それはさておきいくでござるいくでござる!!」
触手なぞものともせず、全方位レーザー程度撃たれる前に仕留める。
見苦しい顔にあるだけの大砲をおみまいし、旧神柱は海賊達に苦戦を強いられていた。
そして地上の方では…
「なんとしてもホテルは守ること!いい!?」
「了解!!」
オーシャンビヨンド支配人、真壁さんと孔明の指揮により旧神柱討伐が始まっていた。
「これが私達のステージ!ありがとうファンのみんな!見た目はアレだけど私たちのために集まってくれて!!」
ホテルの前には様々なエリザベートからなるオーシャンビヨンドの秘密兵器。『鮮血戦隊エリちゃんズ』が。
そしてホテルを囲うように設置されているいくつもの巨大なスピーカー。
そう、やることは一つだ。
「やりなさいエリちゃんズ!とっておきのナンバーを聞かせてあげなさい!!」
「支配人がそう言うのなら仕方がないわね!さぁ!とっておきを聞かせてアゲル!!」
孔明と共に完全防音のヘッドホンを装着し、真壁支配人は叫んだ。
息を吸い込む5人のエリザベート達。
普通のエリザベート、別霊基のハロウィン、ブレイブ
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