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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ参
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『問わせてもらおうかしら?貴様らは妾が相手するに足る相手?』
「なんだこいつ…!」
結界を形成する旧神柱の一柱、チクタクマンを舞と愉快なフォーリナー達に任せ進んだ俺達。
そこで待っていたのは真っ赤な旧神柱であった。
『妾の名は"赤の女王"。さぁ、相応しいかどうか試させてあげるわ。』
女性のような喋り方をしてるが顔はあいつのまま、声もあいつのまま、
女王、と言ってるが威厳は微塵も感じないしオネエみてーだなという印象しか湧かない。
しかしどうあれ旧神柱は旧神柱。
「来たぞ!」
「往くが良い妾の下僕、強ければ蹴散らせ、弱ければ貪り食らえ!」
どこからともなくやってきたのは無数のラフム。
しかし全身は血のように赤く、顔はなんとまぁ葛城恋の顔まんまだ。
キモイ…キモ過ぎる。
一体何食ったらこんなおぞましいモン考えられんだよ…。
「その顔、ふふ…妾の軍団に恐れをなしたようね。」
「怖いんじゃねーんだよ!こちとら全員ドン引いてんだよ!!」
やってきたラフムもどきの頭を撃ち抜く。
もう二度と見たかない面なのに、どうしてこんなにも見なきゃならないのか。
まぁいいや、ここで完膚なきまでに殺してやる。
と思ったその時だ。
「!」
突然降り注いだ光。
それらはラフムを次々と射抜きあっという間に殲滅させていくでは無いか。
『何!?何事なの!?妾の下僕が!』
「あれは…!」
葵が空を見上げる。
旧神柱よりも上。
そこには二つの人影が、
「イリヤ様と美遊様では…!」
紫式部がそう言った通り、やってきたのは葵紫図書館にて居候させてもらっている2人のサーヴァント、イリヤと美遊であった。
「葵さん!」
ふわり、と着地した2人は葵の元へと駆け寄る。
「2人とも!危ないから避難しててって言ったのに…!」
「でも…葵さんと紫式部さんが戦ってるのに、私達だけ隠れてるなんて出来ないから…。」
「…そっか、しょうがないなもう。」
子供にこの場所は危険すぎる。
そう思い避難させたらしいがやっぱり約束を破って来てしまったとのこと。
そしてここで、さらに思わぬ援軍がやってくる。
「それと、強力な助っ人も呼びました。」
「助っ人?」
「そろそろ来ると思います!ほら!来ました!」
イリヤがそう言うと俺達の後ろから何やら続々とサーヴァントが、
ロリンチだったりジャックだったり紅閻魔だったりアビゲイル酒呑茨木メドゥーサ(槍)クロエに…
え…これなんか偏ってね?
主にこう…なんか全体的に小さめと言いますか少女趣味と言いますか。
「そんな目で見るなよ。性癖は人それぞれだろ。」
「おわ!?」
トンと肩を叩かれ驚いて振り向くとそこには1人の男が。
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