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真・恋姫†無双〜俺の従姉は孫伯符〜
雪肌+銀髪+へぅ=董卓さん可愛すぎるでしょ……
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いけど、月に見惚れていたっていうのはわかったわ」
「へぅっ!?」
「賈駆さぁあああああああああああああん! ちょぉっとこっちでお話しませんかぁあああ!?」
「イヤよ、面倒くさい」
「扱い悪いな俺!」

 畜生このツンデレ少女め! そして可愛いです月様! 『へぅ』最高っす!

「あーもーいいから自己紹介するわよ! さっきもしたけど、ボクは賈文和。月の幼馴染でこの軍の軍師よ。いろいろ厳しいこと言うかもしれないけど、仲良くしましょう? 真名は『詠』だから、気楽に呼んでくれて構わないわ」
「あーはい。わかりました。俺の真名はさっき言った通りですから、好きに呼んでください」
「……なんか月のときと比べて対応がおざなりじゃない?」
「あれは月様限定です。月様の言葉では表現できないほどの魅力があってこそ俺の究極尊敬会話は成り立つんですよ。詠さんごときじゃとてもとても」
「なんかよく分からないけど、月のことをえらく褒めていたこととボクをこれ以上ないくらい罵倒していたことは分かったからとりあえず天誅を喰らいなさい」
「あ痛だだだだだだっ!! 鞭が! 鞭が顔にめり込んでる!!」

 らめぇっ! それ以上したら目覚めちゃう! 倒錯的なナニかに目覚めちゃうぅうううう!!
 ていうかその鞭どこから出したんだよ詠さん!

「禁則事項よ♪」
「アンタ何者だ」

 なにか口を出してはいけない力がはたらいた様な気がするのは俺の気のせいだろうか。
 
「他にも何人か仲間はいるけど、それはまた後日ってことで」
「えぇー……まだこのやり取り続くんですか? いい加減鞭でシバかれるのは御免被りたいんですけど」
「アンタが余計なことを言わなければいいだけでしょうが。それに、残りの人達は他人を鞭でシバいたりしないから安心していいわよ」
「いや、詠さんのこと――――」
「あ゛ぁ?」
「なんでもないです」

 父さん、母さん。雹霞はまたも暴力に屈してしまいました。英雄であった二人の息子ですのに情けない限りです。でも、俺の代わりに雪蓮が勇ましくしているので勘弁してください。男は無力です。
 
「まぁとにかく、これからよろしくね。雹霞♪」
「ぅ……」

 ……ま、とりあえずだ。

 今日からまた騒がしい毎日を送れそうだということは理解しました。





 雪蓮、元気かなぁ……?





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