俺+緑三つ編み眼鏡少女=我が人生に選択権なし!!
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……ロクに三国志知らない俺でも知ってるぞ……。
しかし、目の前の賈駆さんを見ていると、董卓が正史のような残忍な奴だとは到底思えない。果たして、どんな人なのだろうか。
「董卓さんかぁ……なんか凄い人なんでしょうねぇ」
「何言ってるの? 孫瑜。今からアンタが会いに行くのが、その董仲頴よ?」
「…………はい?」
「あれほどの技量を持った武人なんだもの、ぜひともボク達の軍に引き入れなくちゃ勿体ないじゃない。だから、入隊する前に一度くらいは大将格にお目見えしなくちゃでしょ?」
「俺が入隊するのは決まりなんですか!? 拒否権は……」
「そんなものないに決まっているじゃない。もし断ったら……」
「断ったら?」
怯えながらもなんとか言葉を返す。なんだこの理不尽な展開は。ていうか賈駆さん? なんでいきなり鞭を取り出しているんですか……。
「……二度とお天道様に顔向けできない身体にしてあげるわ」
「…………」
前言撤回。董卓はともかくこの人は百パーセント悪人だ。つか……
「脅迫じゃないかぁ――――――――っ!!」
本日、俺の運命は眼鏡緑髪腹黒娘によって、理不尽の極みともいえるくらいの進展を迎えました。
あぁ……なんかもうどうにでもなれ……。
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