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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ壱
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「なんだ…これは。」
妙な感覚。
日本全国各地にいる旧神柱は全て自分であり、感覚や情報は全て共有している。
だがおかしいのだ。
端からじわじわと削られていくような、
言うならばそう、先程探偵が言っていたように
"死んでいってる"
「ほほー、どうやらビンゴみてーだな。」
刑部姫から端末を奪い取り、探偵はゲスな笑みを浮かべた。
液晶に映っているのはニュース速報。
だがそこには生中継で、全国各地で旧神柱を刈り続けるサーヴァント達の姿があった。
「てめぇ!何がおかしい!!」
「おかしくてたまんねーよ。折角逆襲出来ると思いきや、そんな姿で来ちまったもんだからぶっ殺されまくってやんの!バーカ!!」
「まーちゃんの口車に乗った結果がそれだよ!!いぇーい!!」
と、旧神柱に向け探偵刑部姫の2人はゲスい表情でダブルピースをかましてみせた。
「…!!!!!」
歯ぎしりをする恋。
確かに探偵の言った通りである。
死んでいった旧神柱達から送られてくる最後の映像はどれも、自分にトドメを刺すサーヴァント達。
そして恐れもせず怯えもせず、楽しそうな表情のマスター達。
こうじゃない。こうなるはずではなかった。
もっと恐れ、崇め、全員が見ただけで降伏しサーヴァントを差し出すはずだった。
プランと何もかも違う。
そしてプライドの高い彼は思い通りにいかないことと煽り全開のゲスコンビに腹を立て
「このぉ…死にやがれえぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!!!」
旧神柱の口が一斉に開き、レーザーを放った。
全方位に放たれるレーザー。それは辺りのものを焼き払い、一瞬にして焦土へと変えていく。
しかし、
「させるか!!」
彼らに届く前に、レーザーは斬られる。
「武蔵。」
「ええ。この程度…斬れない相手じゃない!!」
レーザーを弾き返し、大和と武蔵の2人は駆ける。
そして手始めにまず
「!?」
目の前の旧神柱をすれ違いざまに両断した。
「な、なん…で?これが、さいきょうの」
「魔神柱の真似事をすれば強くなると思ってたのか?悪いが、それじゃ俺の武蔵には遠く及ばない。」
「この…クソガイジ共があぁぁぁぁぁ!!!!!」
旧神柱は倒れ、そして大量の聖晶片を遺して消えていく。
しかし近くには新しく現れる旧神柱達。
休んでいる暇はない。
「ぶっはははははは!!!言っただろ!!殺そうが無駄!!俺様は何度でも蘇る!!!」
旧神柱の顔がゲラゲラと笑い出す。
しかしその程度では怖気付いたりはしない。
何度でも甦る。ならばその分叩き潰せばいい。
「ちょうど良い。てめぇに対する恨み辛み、実は一回殺したくらいじゃ足りねぇくらいだったしナ。」
各々が武器を手に取
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