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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ壱
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なるほど…よく分からんけどそうさせてもらうわ。おい!旧神柱!!」
顔の一部が俺の方を見下ろす。
しょうがないから死にたがりのこいつに、一つ教えてやるとしよう。
「お前…"死んでいってる"だろ?」
「?」
こいつ、どうやら俺の言ったことの意味が分からないらしいな。
その見た目で現れるってことは、一体どういうことになるか…!
「死んでってる?ぶっははは!!何言ってんだお前は!!やっぱ低学歴ってのはバカしかいねぇみたいだな!!俺様の魔力は無尽蔵!例えてめぇらが俺を倒したとて、聖杯の魔力によってすぐさま復活する!だから何百回何千回殺そうが無駄!!無駄なんだよヴァーカ!!!」
「いや、バカはお前だよ。」
その見た目になったということは、死にたがりということ。
自殺に等しいということ。
そして何千本…いや、何万本何億本生えたとしても、
コイツは必ず1本残らず刈り取られる。
「その魔神柱もどきになったらどういうことになるか…その意味、教えてやるよ!!」
?
場所は変わり、東京からは遠く離れたどこかの町。
「なんだよアレ…!」
「き、きもちわりぃ…。」
かつてここはモンスターから逃げた人々が集まってできた集落であった。
資源も乏しく、モンスターに怯えながら貧しい生活を強いられた人々。
しかしある時、一人の少女がサーヴァントを召喚したことにより運送業などで町は大きく発展。
モンスターも追い払い、快適な暮らしかつ安心して眠れるようになった
そしてついには町と呼べるほど豊かで大きくなった。
そしてここにも、旧神柱は出現する。
「ジーク…!」
「準備は出来ている。行くぞ!マスター!!」
その少女は令呪の刻まれた右手を握りしめ、自らのサーヴァントであるジークと共に覚悟を決めた。
「こんな化け物に町は壊させない…!ここは私達が守る!!」
ジークが宝具を解放し、巨大な邪竜へと姿を変える。
いや、彼の場合元の姿に戻ったという方が正しいのだろうか。
ともかく、彼は旧神柱を屠る為、町のみんなを守るために戦う。
「テレビで見てたよ。大和さんだって遠くで頑張ってるんだ…!だったら私達もこの街を守るため…頑張る!」
「いくぞマスター!」
ジークへと飛び乗り、彼と出会ったかつての日を思い出し少女は旧神柱へと挑んだ。
そしてまた、別の場所でも
「遠からんものは音に聞け!!近くば寄って目にも見よ!!彼こそはシャルルマーニュ十二勇…」
「あぶねーってマスター!!」
旧神柱に向け何やら叫ぶ女騎士…のコスプレをした女性。
旧神柱の放ったレーザーをサーヴァントに抱えられ、すんでのところで死ぬということは免れた。
そのサーヴァントこそ、
「すまないシャル。だ
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