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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第24話 ダスクモンに打ち勝て! 可能性の鋼鉄魔竜、メガログラウモン
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切り、ダスクモンを地面へと叩き付けた。


超炎真「よし!」

グラウモン「一矢報いてやった!」

超ツナ『炎真、グラウモン。すまない、助かった』

クロスオーバードラモン「2人が来てくれなかったらやばかったよ、ありがとう」

超炎真「ううん、気にしないで。友達を助けるのは当然だよ♪」

グラウモン「うん、そうだね♪」


ツナとクロスオーバードラモンの感謝の言葉に、炎真とグラウモンは笑顔で答えていると、地面に叩き付けられていたダスクモンが起き上がる。


ダスクモン「ちっ、しぶとい奴らだ……!」

超炎真「しぶといのはお互い様だよ」

グラウモン「そうだね」

ダスクモン「フンッ、確かにな……お前達がしぶとく立ち上がるのは、前回俺に倒されたことに対するリベンジと言ったところか?」

超炎真「まあね。でも、それだけじゃない……過去の自分を超える為だ」

ダスクモン「過去の自分を超える為、だと……?」

超炎真「僕も過去にお前みたいに憎しみに囚われ、1番の親友を傷付け、大事なものを失いかけたことがある……今でもその時の自分を恥じている」

超ツナ『炎真……』

ダスクモン「貴様……キラ・ヤマトとアスラン・ザラに復讐しようとしている俺が恥ずかしい奴だと言いたいのか……!?」


怒りを露わにするダスクモンに、炎真は首を横に振る。


超炎真「そんなことを言うつもりは無い。大切な人達の命を奪った相手を許せないと思うのは当然の気持ちだし、間違っていないと思う……でも、その憎しみに囚われてしまったら自分の視野が狭くなって、大事なものが見えなくなるんだ。だから、復讐の果てには何も無い……あるとしても、虚しさしか残らない」

ダスクモン「それがどうした!? そんなのは貴様の憎しみが、復讐の為に全てを捨てる覚悟が無いからだ! 俺には何も無い! 人間であることを捨て、復讐以外に失うものが無い今の俺は誰よりも強い! 貴様のような弱者と俺を一緒にするな!」

超炎真「そうだね、僕はお前の言う通り弱い……だからこそ、僕は1人じゃないんだ!」

ダスクモン「何?」

超炎真「僕には……憎しみに囚われていた僕を救ってくれた親友のツナ君が、パートナーとして共に戦ってくれるグラウモンが、仲間や友達がいる! その人達がいる限り、僕はどこまで強くなれる『可能性』があるんだ! だから、お前を超えることは不可能なんかじゃない!」

ダスクモン「貴様……!」

グラウモン「炎真、あいつに見せてやろう! 僕達の本当の力を……一緒に戦う人間とデジモンの可能性を!」

超炎真「うん!」


自分達の可能性を信じ、ダスクモンを超えると言う炎真とグラウモンの強い意志に……炎真のデジヴァイスと可能
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