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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第24話 ダスクモンに打ち勝て! 可能性の鋼鉄魔竜、メガログラウモン
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き合い、自身を救ってくれたツナを一度でも誤解し、信じることができなかった過去の自分を炎真は今でも恥じており、過去の自分と似ているダスクモンにはどうしても負けたく無いのだ。

だが現実は無情で、炎真の力も技もダスクモンに一時的に通用してもすぐに破られてしまう。

自身ではダスクモンに勝てないのか、炎真が悔しさを露わにしていると……


ーー それでもと言い続けろ、○○○○! ーー

超炎真「っ! え……?」


頭の中に女性の声が響き、驚いた炎真は辺りを見回すが……彼の傍にはグラウモンしかいなかった。


超炎真「(今の声は……もんざえモンの必殺技を受けて心を失いかけていた時に助けてくれた女の人の声だった……『それでも』……何だろう、たったそれだけの言葉で、不思議と力が……)ん?」


炎真はふと自身の右手に刻まれている朱色の紋章ーー可能性の紋章を見る。


超炎真「可能性……それが僕の心が示している最もすばらしい個性か……僕自身が自分の可能性を信じなきゃ、ダスクモンに勝てる訳無いよね……」

グラウモン「炎真……?」

超炎真「ごめん、グラウモン。みっともないところを見せちゃって……兎に角、やるだけやってみる。例え、僕の力がダスクモンに通じなくたって……それでも、僕はダスクモンに勝つことを諦めたくない!」

グラウモン「っ! 炎真……!♪」


再び闘志を燃え上がらせる炎真に、グラウモンは嬉しそうな笑みを浮かべる。


超炎真「それに、僕にはグラウモンがいる。だから……僕に力を貸してくれるかな?」

グラウモン「勿論だよ……だって、僕は炎真のパートナーデジモンだもの♪」

超炎真「ははは、そうだね……それじゃあ行くよ、グラウモン!」

グラウモン「うん!」


炎真とグラウモンはダスクモンと戦闘中のツナとクロスオーバードラモンに加勢すべく走り出す。

その時炎真のデジヴァイスと可能性の紋章が輝いていたことを、炎真もグラウモンも気付いていなかった……
















クロスオーバードラモン「ブルーサンダー!!」

超ツナ『Xカノン!!』

ダスクモン「甘い!」


ダスクモンと交戦中のクロスオーバードラモンは次々に技を繰り出していくが、ダスクモンはそれらを寄せ付けないとばかりに、ブルートエヴォルツィオンを巧みに動かして捌いて行く。


クロスオーバードラモン「くそっ、俺の技が通じなくなって来ている!」

超ツナ『まずいな、俺の技でクロスオーバードラモンと融合している状態で使用できるのは限りがある……それを見切られてしまったら、ますます俺達が不利だ……!』

クロスオーバードラモン「ああ、何とかしな
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