暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:18 野望
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っちゃになったような、巨大な竜を思わせるような異様な物体となったリディプスがこちらを見下ろしていた。

リベリオンにも巨体を誇る敵はいたが、流石にこれほどの巨体は100年前のカイザーシグマとファイナルシグマWくらいであろうが、リディプスから発せられるエネルギーはその比ではない。

胴体から伸びた細長い首の先に、辛うじてリディプスだと分かる顔があった。

「私の欠陥は変身するとコピー元のレプリロイドの人格になってしまうということを除けば、完璧な新世代型レプリロイドと比べても遜色のない能力を持っていた。超フォースメタルの力でそれは解消され、コピーチップに刻まれたレプリロイドのデータを超フォースメタルの力で解放すれば、かつての高性能レプリロイドを遥かに超越することが可能となる。今の私は全てを支配する者…、即ち神である!!」

凄まじい威圧感に体が震えそうになるが、それを振り払うようにルインがバーニアを噴かしてダッシュした。

「ふざけないで!チャージセイバー!!」

「ふはははは!その程度の攻撃では今の私には掠り傷すら付けられんぞ!!」

「そんなっ!?」

「離れるんだ!!」

ルインのチャージセイバーでも掠り傷すら付かないことに目を見開きながらもエックスはバスターを向けてショットを放つが、リディプスの全身を覆うバリアで弾かれる。

「あ、あれは!?イプシロンと同じ!?」

「だが、強度が桁外れだ…」

「当然だ…私は超フォースメタルが2つもあるのだぞ。イプシロン如きと一緒にされては困る」

「くそっ!ここまで来てやられてたまるか!!ハイパーモード・ブラックゼロ!零式乱舞!!」

ハイパーモードを発動してリディプスに斬り掛かるが、リディプスの超フォースメタルのバリアは貫けない。

リディプスはそれを嘲笑うように腕を振るうと、全員が薙ぎ飛ばされた。

「痛っ!!」

「ぐっ!ならこれならどうだ!ハイパーモード・ダイモニオン!!ベルセルクチャージ!!」

叩き付けられたシナモンが叫ぶ。

マッシモはすぐさま起き上がってハイパーモードを発動すると、リディプスに向けて高出力レーザーを放つ。

しかしそれもバリアで弾かれてしまう。

「デウス・エクス・マーキナー!!」

こちらに降り注ぐメテオに全員が目を見開いたが、エックスは即座に迎撃する。

「チャージショット!!」

チャージショットでメテオを砕いた直後にリディプスの両肩の超フォースメタルが輝いた瞬間、エックス達を灼熱の業火が焼く。

「熱っ!?超フォースメタルも攻撃に使えるってのかい!?」

「こんの…変身、ナインテイルズ!滅殺波動拳!!」

ナインテイルズに変身し、リディプスに滅殺波動拳を繰り出すが、ナイン
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