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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
Fはやっぱり大団円で/王の野望は終わらない
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ねぇでたすけろ!!何とかしろ!!俺様が困ってんだぞぉぉ!!!!」
敵に助けを求める辺り自分がどういう立場が分かってないみたいだ。
でも、そこまで言われたらしょーがねーな。
「…?誠、何をするつもりだ?」
「ああ、何とかしてやんだよ。」
ポケットからある弾丸を取り出し、EDカノンへと装填。
ゆっくりと銃をあげ、狙いを定めると俺は
「…。」
迷うことなく引き金を引き、正義を撃った。
「…っ!!」
頭を撃ち抜かれた正義は、恋の目の前でばたりと倒れた。
「ぶ、ぶっ、ふふふふふ…!」
動かなくなった正義。
それを見て恋は次第に笑いをこらえきれなくなり
「ぶはっ!ぶっはははははははは!!!!良くやったなテメェ!!この鬱陶しいジジイを殺した礼に褒めてやるよ!!折角だ!褒美としててめぇのサーバントも俺様がもらってやるからよ!!」
「何言ってんだお前。」
褒美としてサーヴァントをもらってやる?
どこから目線で言ってんだこいつは。
それに俺は、正義にトドメを刺したわけじゃない。
そもそも今撃った弾丸は、殺すためのもんじゃない。
「俺、そいつ殺してねーよ。」
「は?」
そうして俺は、さっきEDカノンに装填した弾丸を見せた。
「これ、なーんだ。」
「…!!」
「見た事ねーなんて言わせねーよ。これはお前んとこで作られた奴だもんな。」
特殊な弾丸。
俺はそれを正義に撃ち込んだ。
たっぷりの怨みと、お前の慌てふためく面白いところが見たいだけの為にな!!
「まさか…まさか…!!」
「擬似サーヴァントなんだろ?だったら霊基もあるよな?じゃあこいつにこの"洗脳弾"撃ち込んだら、どうなるんだろうなぁ?」
見なくてもわかる。俺今絶対ゲスな顔してる。
そしてゆらり、と倒れた正義がゆっくりと立ち上がる。
後ずさる恋。覚束無い足取りで接近する正義。
俺の予想通り、擬似サーヴァントとなった正義は、
「ああ…わがおうれんさま…なんとおうつくしい…」
「…!」
「どうかそのたくましきもので…ぼくをつらぬいていただけないでしょうか…?」
見事洗脳弾の効果にはまった。
「ああああ!!!れんさま!!!れんさま!!!!」
「やめろ!!!!やめろ!!俺様は男に興味はねぇんだよぉぉ!!!!」
正義が恋のズボンを脱がしにかかる。
おろされかけたズボンを必死に上げ、なんとか正義を引き剥がそうとする恋。
しかし肉体はこうなってもやはり擬似サーヴァント。非力な恋では到底叶わなかった。
「やめろ!!!キモイんだよ!!!死ね!死ね!令呪を以て命ずる!!死ねぇ!!」
令呪はもうない。だから命令は聞けない。
しかし能力は失われたものの洗脳弾の効果はキチンと
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