Turn:40 ヒトミVSヒカル
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すると会場全体が惑星クレイの風景に溶け込んだかのようになっていた
観客席にもその光景が広がり観客たちも惑星クレイに降り立って直接見ているかのような錯覚に陥る
「おー、このギアース迫力あるな」
ユナイテッドサンクチュアリの天空の神殿で雲のように変化した座席に座りながら息をのむカムイ
「遅くなってごめん」
そういって彼に声をかけた青い髪の男性
「アイチお兄さん!大丈夫、ファイト開始には間に合いましたから」
そういってカムイがフィールドの方を示すとアイチも小さく笑いながら隣に座った
「戦巫女ミヒカリヒメ(8000)でクォーレ・メイガス(8000)を攻撃」
「ノーガード」
Drive check
【戦巫女 サホヒメ】
トリガーなし
ミヒカリヒメが乱射した弾丸がクォーレに襲い掛かる
1st damage
【レクタングル・メイガス】
トリガーなし
「ライド!レクタングル・メイガス」
レクタングルにライドしたヒトミは目の前に浮かんだ手札を見る
まだコールできるユニットはあるが………
「(後に備えて手札は残しておく)」
カムイたちとは別の席でアリサやタクヤたちもファイトを観戦していた
「矢代は何をしているんだ?」
「多分手札を温存してるんじゃないかな?私練習に付き合ったんだけど、ヒミコのスキルってお姉ちゃんでも防ぐのが大変で」
「なるほど、手札を無駄遣いしないよう慎重に立ち回ってる、ってことはコールできるグレード1が手札にあるのをキープしてるのか」
スグルのつぶやいた言葉に石田先生が小さく笑うと
「さて、ここで問題だ、なんで当麻はグレード1って当たりをつけたと思う?」
「え?えーっと」
アリサは石田先生の問いかけに悩んでいたが
アイチやカムイにはその理由が理解できていた
「インターセプトできるグレード2ならコールしても手札にあっても変わらない、むしろコールした方が得になる」
「一方グレード1はシールド値が高く、ガードに使えるのは手札からだけ、後続のアタッカーがなきゃ場に残っても無駄になる場合がある、コールしないで温存するならグレード1の可能性が高い」
「レクタングル・メイガス(9000)でミヒカリヒメ(8000)にアタック」
「ノーガード」
Drive check
【ヘキサゴナル・メイガス】
トリガーなし
レクタングルになったヒトミが杖を振るい光を放つ
その光がまっすぐミヒカリヒメを飲み込んだ
1st damage
【挺身の女神 クシナダ】
ドロートリガー
パワー=戦巫女 ミヒカリヒメ(18000)
1枚ドロー
「ライド、戦巫女 シタテルヒメ」
シタテルヒメになったヒカルはちらりと手札を見た
「なんだ?あっちも温存か?」
「カウン
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