暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:16 帰投そして…
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これでお別れですね。私、変われましたか?みんなと一緒に戦って…うん、きっと変われた…私、強くなれました。エックスさん達のおかげで…これからも、私なりに頑張ってみます!」

「うん、私も頑張るからね。」

ルインとシナモンの会話にエックス達は微笑ましそうに見つめる。

「おーい、あんたら。迎えの飛行艇が来たよ」

「ああ、ありがとう」

迎えの飛行艇が来たことを報せに来てくれたマリノにエックスが礼を言う。

「お別れだなエックス、ルイン。それなりに面白かったよ。次に会う時は、泥棒とイレギュラーハンターかな…?おっと、そんな怖い顔すんなよ。冗談だよ!盗みはもうしないよ…ちょっとしか」

「もう、マリノ〜」

エックスとルインは諦めたように笑いながら、ヘリポートに向かう。

向かったヘリポート前の扉では一足先にゼロが来ていた。

「終わったねゼロ」

「ああ、お前達とは何度もチームを組んでやってきたが…今度の戦いは特別だった…仲間…か…」

普段より穏やかな声にルインも笑みを浮かべた。

「そろそろ引き上げだぞ。みんなに別れは済ませたか?」

「ああ」

ゼロの問いに答え、そしてエックス達は扉を潜った。

エックス達がヘリポートに出て、しばらくすると飛行艇がやってきた。

「おお〜、こいつは盛大なお迎えなことで」

ルナが上空の飛行艇を見上げながら言うとエックスも頷いた。

正直ここまでの大型とは思わなかったようだ。

「そうだな…」

「どうしたエックス?まだ何かやり残したことでもあるのか?」

エックスの様子が少しおかしいことに気付いたゼロはエックスに尋ねる。

「あ、いや…そういうわけじゃないんだ。ただ、ミサイルの弾頭に使われていた超フォースメタルはどこに行ったんだろうって…」

「確かに、イプシロンやスカーフェイスの口ぶりでは、リベリオンの奴らは弾頭に使う超フォースメタルを取り戻していないようだったな」

「じゃあ誰が持っていったんだろうね?」

ゼロとルインもそのことは気になっている様子だったが、3人の会話に気がついてアクセルも話に加わった。

「まぁ、リベリオンが壊滅して政府軍が活動できるようになったから、リディプス大佐が探してくれるよ」

「そうそう、後はお偉いさん達の仕事さ」

結局、本部に戻ることにしたアクセルとルナ。

ルナはそう言うと、上空に浮かぶ飛行艇を見つめた。

そして上空の飛行艇の異変に気付き、飛行艇に手を振るアルに向かって機関砲が向けられたのだ。

「…危ねえっ!」

バーニアをフル加速させ、アルを押し倒す。

すると機関砲の弾丸がアルのいた場所に風穴を開けた。

「な…?」

「な、何だよ
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