第二章
[8]前話
「見るからにそうだしね」
「寝る時はいつも僕達の傍に来てくれて」
「そうして寝るんだ」
「抱っこされて寝るのが好きなんだよ」
「ああ、それはうちの子も一緒だよ」
見ればマイケルの横にトラ猫と白い毛のチワワがいる。
「オマリーもね」
「ニャア」
その猫が鳴いて応えた。
「そうだしね」
「それでパチョレックもだね」
「キャン」
ジェットはチワワも見て言った、犬も鳴いた。ジェットはその彼も見てそのうえでマイケルに対して話した。
「そうだね」
「うん、二匹共ね」
「君によく懐いているね」
「パチョレックはうちに来て五年で」
「オマリーは三ヶ月前にだね」
「ご飯をあげたら」
そうすればというのだ。
「懐いてね」
「それでだね」
「今は一緒に暮らしているよ」
「大体三歳だったね」
「病院に連れて行ったら」
その時はというのだ。
「そう言われたよ」
「雄でだね」
「そう、雄で」
それでというのだ。
「雄のパチョレックとだね」
「一緒にね」
「君と仲良く暮らしているね」
「こうしてね」
「じゃあお互いに」
「猫達と仲良く暮らしていこう」
「そうしていこう」
二人で笑顔で話した、そして。
ジェットはモーグリを見た、すると彼は。
気持ちよさそうに寝ていた、ジェットはその彼を笑顔で優しく撫でてそのうえでマイケルにこうも言った。
「猫はよく寝るけれど」
「寝れば寝る程かな」
「長生きするのかもね」
「そうかも知れないね。うちの子もだしね」
見ればオマリーもだった。
パチョレックと共に彼の膝の上で寝ていた、二人はそんな彼等を見てさらに笑顔になった。
一緒にいるのが大好き 完
2021・4・23
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