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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:11 ボロック
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『エックス!やったのか!?通信妨害が消えたグワ!!』
「ああ、ガウディル。装置は完全に破壊した。」
『やったなエックス!』
『お前らならやってくれるって信じてたぜ!!』
通信妨害波発信装置を止められたことにアルとルナは笑みを浮かべる。
「ああ…それに…超フォースメタルらしき物が手には入った!」
掌に簡単に納まるサイズなのにも関わらず、通常のフォースメタルよりも強いエネルギーを放っているフォースメタルをディスプレイに映るガウディルに見せる。
『グワ!?超フォースメタル!?でかしたエックス!そいつを分析すれば、奴らが何をしようとしているのか分かるに違いないグワ!早く戻るんじゃエックス!分析の用意をして待ってるグワ!!』
『おーい、エックス。早く帰ってきてくれえ…ガウディル博士のテンションが凄くてついてけねえよ…』
「はは…分かった…よし、戻ろう!!」
ルナの弱音に苦笑しながら通信を切ったエックスが全員に向けて言うと頷いた。
通信妨害波発信装置の停止だけでなく超フォースメタルを手に入れるという予想以上の結果を出したエックス達であった。
超フォースメタルを入手したエックス達は基地に戻り、解析準備をして待っていたガウディル達に超フォースメタルを差し出す。
「超フォースメタルか…これがどんな物か解析出来れば、いよいよリベリオンの企みが明らかになるだろう。ありがとうエックス、みんな。ここまで来れたのは君達の働きがあればこそだ」
「それにしても何だよあのボロックって奴は…あんな簡単にお宝を落としていきやがった…何か企んでるのは見え見えだったけど…」
「でも、あのボロックっていう幹部面白かったね。あそこまでお間抜けな奴だとやる気が削がれて大変だったよ。でもあんな奴に限ってしつこかったりするんだよね…」
「ボロック…ふざけた奴だったな…次に見つけたら叩き斬る」
「…………」
「ん?どうした?シナモン?」
分析の手伝いをしながらマリノ達の会話を聞いていたルナが黙りこんでいるシナモンに尋ねる。
「あ、いえ…超フォースメタルのことなんです。私はフォースメタルの力で回復能力を持っているので、何となく分かるんです。超フォースメタルは危険だって、こんな物が悪い人達の手にあったら駄目です。」
「そう言えば、シャドウもそうだったけど、超フォースメタルを装着した瞬間にあいつのエネルギーが飛躍的に増大したよね?あんなのを大量に造られたら、流石の僕達も苦しい戦いになるんじゃないかな…」
「あんな小さな超フォースメタルであれほど強くなるとは思わなかったぜ。小さいのがあるということは大きいサイズの超フォースメタルもあるってことだよな…?」
「あ、あまりそういうの想
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