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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:6 月と天使と怪盗
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姿を眩ますことで死角に潜り込んでからの射撃でメカニロイドを殲滅していく。
「やるじゃないか。」
「コピー能力の応用さ、俺は新世代型になるはずだったレプリロイドのプロトタイプらしいから…さ」
「へえ、あの…コピー能力を持ったレプリロイドって実在したんだねえ!それがあれば私の仕事も捗るし…欲しいなコピーチップ…」
「俺のコピーチップは駄目だ!絶対に駄目だ!!」
咄嗟に頭を押さえて、後退するルナに苦笑しながら後ろを見遣ると、サイケがこちらに追い付いてきた。
「チッ!追い付いて来やがった。逃げるよ!!」
「おう!」
バーニアを噴かしながらルナとシナモンを抱き上げ、逃げるマリノはしばらく走り続けるが、とうとう行き止まりにぶつかる。
「しまったね…」
「くっ…行き止まりか…」
「ようやく追いついたぞ。手間取らせおって、さあ…その小娘を渡せ!大人しく渡せば命だけは助けてやるぞ」
「冗談言うな、お前みたいな如何にも悪人の奴に引き渡すわけねえだろ!」
「私もあんたみたいなのは大嫌いでね。大人しく従う義理なんかない」
パレットとビームナイフを構えながら、戦闘体勢を取る2人を見て、サイケがプレオン達に指示を出そうとした瞬間。
「させん!零式兜割!!」
急いで来たのだろうゼロがハイパーモードを発動しながらバーニアを噴かし、Zセイバーによる回転の勢いを利用した斬り下ろしを繰り出してプレオンを1体を両断する。
「Xコレダー!!」
同じくハイパーモードを発動したエックスもコレダーを叩き込んでプレオンを破壊した。
「え?何でお前らがここにいんの?」
「それはこちらの台詞なんだがな…」
不思議そうに首を傾げるルナにゼロは溜め息を吐いた。
因みにスパイダーとマッシモはガウディルの護衛のために残しておいた。
「さて、ルナ。ガウディル博士の研究所に無断で侵入した挙げ句、研究所を荒らしたことについて色々聞きたいことがあるんだが?」
「いいっ!?」
表面上は穏やかな表情だが、明らかに怒っているのは雰囲気で分かる。
きっとこの後に物凄く怒られることを予想したルナは嫌そうに顔を顰めるが、サイケは苛ただしそうに叫ぶ。
「イレギュラーハンター共か…お前達には我らリベリオンがどれ程、レプリロイドの技術を進歩させ得るか分からぬと言うのか!」
「争いのための技術など!!」
コレダーを構えながら叫ぶエックスに対してサイケも構える。
「お前達と話していても時間の無駄だ!この場で滅してくれる!私自身の手でな!イービル…」
「させるか!零式突破!!」
サイケが攻撃するよりも早くゼロがセイバーによる突きを繰り出して妨害し、マリノとエック
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