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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
代・表・滅・殺(上)
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まず正攻法では勝てない正義だ。恐らくズルかなにかしたんだろう。
だとすると、奴らはエレベーターを上り、真っ直ぐ俺様のところまでやって来るはず。
来たけりゃ来いよ。俺様はこの崩壊世界の王。淫虐王ソロモン=レン。
王は逃げも隠れもしねぇ。
そして、敗北もしねぇ。

俺様の最強の軍団と令呪があれば、どんな奴でもカス同然。
たかがマスターとマンコ4人ずつ、軽くあしらってやるよ。
島の周りには何か船が停泊してるが、今から来る奴らを始末してからそこにいる奴らもゆっくりといたぶってやる。
あ、いたぶるのはマンコだけな。男のサーバントは容赦なく殺す。

さぁ、来いよ低学歴のクソガイジ共。
お前達の未来が目に見えるぜ?
自分達が大好きだったマンコ共に裏切られ、苦悶の表情を浮かべながら死んでく未来がなぁ!!

「最強…最強とは…一体…。」
「置鮎。」
「…?」
「うるせぇ。」

さっきからブツブツうるせぇ置鮎はもう必要ないので死んでもらう。

「な、なぜわたしがこんな」

俺様がパチンと指を鳴らすと即座にお気に入りのマンコ共が現れ、彼を串刺しにしていく。
お前は有能なやつだと思ってたけどな。
結局、サーバントを失えばこのザマだ。
まぁ王ってのは孤独なもんだ。
家来がごまんといるが、ホントの王の心は誰にも理解されない。そういうもんだ。

「…来たな?」

置鮎を殺害した直後、バァン!という音ともに扉が吹き飛ぶ。
蹴っ飛ばして開けたらしい。全く、低学歴かつ低脳なやつらは扉の開け方も知らないらしい。
そして、しつれいしますと礼もなしにずかずかと入り込んでくるクソガイジ共。

「よぉ。わざわざやられに来たのか?」
「いいや違うね。俺達は依頼を受けて、てめぇを殺りに来たんだよ。」

ザコマンコのマスターが銃をこちらに向ける。
だが、俺の周囲に控えているサーバントが何本もの刀や槍などの得物を向けた。

「お前の野望もここまでだ。葛城 恋…!」
「ええ。野望も因縁も…ここで私達が斬る!」

うるせぇ奴らだ。
どうやら王に対する言葉遣いも知らないらしい。

「とりあえず分かることは…女をモノ扱いするアンタを殺さないとこの崩壊世界に平和なんて訪れない。」
「そしてあなたの事は後世に伝えるべく特別に記しましょう。最悪の王として君臨しようとした…憐れな男として。」

馬鹿言え。
王である俺様が統治することで、この世界に平和が訪れる
んだ。
最悪の王?いいや違うね。俺様は最高の王だ。
さて、後は…

「ここで死ね。もう…それ以外に言うことなんかない。」
「あいつの前だとマイは急に辛辣になるナ。まぁおれもそうだ。とっとと消えろ。消えねぇってんならおれ達が存在ごと塗り潰して消してやらァ!
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