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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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最終章『ふたりで…』
代・表・滅・殺(上)
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「バーソロミュー!黒髭!ともかくこいつらは1匹も逃すんじゃないよ!!」
「了解した!!」
「わかりましたぞ!あのおぞましさは拙者も思わず身震いしてしまうでござる。あんなトラウマ生物は生かしてはおけぬ!一方的に蹂躙ですぞー!」
ドレイク船長、バーソロミュー、黒髭。
その三騎が引き連れた艦隊がこの島を包囲し、一斉に大砲が火を噴く。
駆逐されるラフム。彼らは容赦ない砲撃で次々と落ちていった。
ということは、だ。
「やったんだな…!子安さん、以蔵!」
ここに援護が来た、ということは"見えない壁"はなくなったということ。
さぁこれで形勢逆転だ。
「ここからビルに一発ぶちかましてやりたいけどね、トドメはあんたらがやりな!!」
ドレイク船長にそう言われ、大量のラフムの始末は彼らに任せて俺達は奴のいるビルへと行くことに。
「それじゃあ後は任せたぞ。ここからは専門外だからな。」
アンデルセンとシェヘラザードはここでお留守番。
とても良くやってくれたよ。マジで。
この二人いなかったら正義に勝てなかったもんね。
「じゃあ行こう。俺達であいつに引導を渡しに行くぞ。」
さぁここからが本番だ。
このビルを駆け上がり、ふんぞり返ってるあのクソデブをぶっ殺してやろう。
いや、ぶっ殺すのはやめよう。死にたいと思うくらいの拷問にかけてからギリギリ生かし続けよう。
「…うわ。」
それからビルの中へと入るが、予想通り中は誰もいない。
しかし辺りに飛び散った血飛沫やまだ微かに残る性行為のにおい、たまに転がってる腕や脚といった凄惨な光景が広がっていた。
乱行パーティーしてるとかいってたし、恐らくラフムに変貌したあとそのままヤッていたサーヴァントを美味しく頂いたのだろう。
ともかく、中は酷いものだった。
「他は無視だ。エレベーターで一気に上まで上がるぞ。」
他に何かあるかもしれないが研究者でもなんでもない俺達には無用のものばっかりだ。
大和が指さした先には確かにエレベーターがあり、それは問題なく動いていた。
おそらく、上ではあいつが待ち構えている。
これが…最後の戦いになるんだ。
「これ、ゲームだったらここに最後のセーブポイント置いてあるやつだよね。」
「俺も思ったけど今言う状況じゃねーだろ。」
最終決戦だしそうだなーとは思ったけどさ、
「まぁお前はいつも通りってことで安心したわ。緊張しすぎも良くねーし。」
エレベーターへと向かい、上へ行くためのスイッチを押す。
程なくしてやって来るエレベーター。
罠らしきものもない。
多少の警戒心を持ちつつ俺達全員はエレベーターに乗り込み、黙って最上階へのボタンを押した。
「…まさか、こんなことになっちゃう
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