暁 〜小説投稿サイト〜
フォース・オブ・イマジナリー
Turn:39 伝えたいもの
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「ああ!」
「と言っても、同じブロックにホーリーブレインの名前はない、ということは対戦できるのはスペシャルマッチ本番か」
「ええ、対戦できるのを楽しみにしてるわ」
「それじゃあシュン、お互い頑張りましょうね」
挨拶を交わし去っていく彼女たちを見送る中、ヒトミはシュンをじっと見る
「ツムギさん、シュン君のこと名指しだったね」
「なっ、俺のことはどうでもいいだろう、それよりヤイバ、来ているぞ」
赤くなりながら話題をそらすシュン
彼の示す先にはルカたちチームリノベーションの姿が
遠目だったので向こうはこっちに気づいた様子がない………
いや、正確にはヒカルだけが気づきこちらに軽く会釈をした

「ヴァラーギフトとリノベーションは別ブロックか、別に構わないけどこういうことは」
マモルの問いかけにチカゲは勢い良く手を振った
どうやら彼女は何もしていない模様
「え?なにもしていないのかい?じゃあ、運命のいたずらってやつかな」

マモルの開会宣言と共に始まった予選会
ヤイバたちは順調に勝ち上がっていく
「ペンタゴナル・メイガスのスキル発動」
「ドラゴニック・オーバーロードをスタンド!」
「アークセイバー・ドラゴンでアタック!」

ブラスター・ブレードが剣を振り下ろすとともに相手に6枚目のダメージが置かれる
「勝者!チームヴァラーギフト!」
「っしゃあ!予選会突破!」
見事予選会を勝ち上がったヤイバたち
「ヤイバ君!あれ!」
ヒトミの示す先ではルカとナズナがファイトしていた
向こうもすでに最終戦のようだ
「っ!」
ZANGEKIがシュバルツシルト・ドラゴンの放った攻撃に飲み込まれる
「勝者!チームリノベーション!」

「これでスペシャルマッチの相手はチームリノベーションに決まったか」
チームリノベーションとの対戦が決まる中ヤイバはナズナの方を気にしていた

ドラエン支部の休憩スペースでデッキを眺めていたナズナ
「残念だったな」
そんな彼女の隣に座って声をかけるヤイバ
「どうする?今からやるか?」
「いえ、本番に取っておきますよ………スペシャルマッチ後のGクエスト、私たちのファイトはそこで」
そういってデッキを構えるナズナ
「良かった、落ち込んでるわけじゃなさそうだな」
「あなたとは違いますから」
「ははっ、違いない」
「ふふっ」
休憩スペースで笑い合う二人
そんな二人を仲間たちが見ていた
「シュンは私のこと慰めてくれないの?」
「お前も落ち込むような奴ではないだろ………うぉっ!?」
シュンとツムギが話しているとふと横を見たシュンが嫉妬の感情をむき出しにしているヒトミに驚いた
「やっぱり一番の強敵はあの子………」
「お前は何の話をしているんだ?」
「まあまあ落ち着いて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ