第一章
[2]次話
散歩についてきて得た幸せ
アメリカオハイオ州クリーブランドに住んでいるジョン=ニーナバーはこの時愛犬のフレディ雄のゴールデンレッドリバーの散歩をしていた、その時にだった。
上が茶色下が白の子猫が後ろをついてきていることに気付いた、するとフレディは四角い顔で口髭を生やし短い白髪の彼にだった。
「ワン」
「このままついてきたらいいか?」
「ワンッ」
そうだという風な返事だと思った、それでだった。
その子猫がついてくるに任せた、子猫は家までついてきた、それでジョンは妻のレスリー、白髪が目立ち顔には皺がある彼女に事情を話した、すると。
妻は夫に玄関のところに一緒に行ってそこにその猫がちょこんと座っているのを見て夫に対して尋ねた。
「うちまでなのね」
「そうだよ、話した通りに」
「ずっとついてきて」
「ここまで来てだよ」
「今ここにいるのね」
「そうなんだ」
「こんなに小さいのに」
それでもとだ、妻は言った。
「頑張ったのね」
「距離はあったけれどはぐれず疲れても歩き続けてね」
「ここまで来たのね」
「そうだよ」
「そこまで頑張ったしそれにこっちをずっと見ているし」
二人をじっと見ている、頼んでいる様な目だ。
その目も見てだ、妻は言った。
「うちはもうフレディがいてね」
「この子達もいるからな」
「ニャア〜〜」
「ナア〜〜」
「ニャンニャン」
「ホワイトとブラックとブラウンが」
白猫と黒猫そして茶色の毛の色の猫達を見た、三匹共家の猫で性別はブラックは雌で他の二匹が雄である。
「いるし」
「これ以上は難しいから」
「それならだね」
「妹のサラにね」
その彼女にというのだ。
「引き取ってもらいましょう、あの娘猫好きだし」
「それじゃあそうしよう」
すぐに近所に住んでいる妻の妹に連絡した、すると妻そっくりの外見の彼女の妹は文字通りに飛んで来てだった。
その猫を引き取って獣医に診せてから家族にした、雄猫ということもわかり名前はピノにした。そのうえで姉に話した。彼女の家にピノを連れたうえでそうした。
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