暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-C真実への扉〜The last 2 steps〜
[1/10]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
†††Sideスバル†††
アリサさんのそっくりさん、名前をフラム・ザ・リベンジャーさんとの戦闘を任されたあたしとティアは、ラスティアって名乗った“T.C.”メンバーの女の子と戦ってるアリサさんとミヤビさんの邪魔にならなように、少し離れた場所で交戦中だ。
「ミラージュシュート!」
ティアナが両手に持つ“クロスミラージュ”2挺と、周辺に展開してる魔力スフィアから魔力弾が20発以上と発射された。アリサさんの“フレイムアイズ”と同じ形をした片刃剣や小型のシールドを展開して、フラムさんはティアの弾幕を迎撃する。
「む? 放たれてくる魔力弾の中には幻術が紛れているでありますな」
片刃剣で1発の魔力弾を斬り払おうとしたフラムさんは、斬り裂いたはずの魔力弾がすぅっと消滅したことに少し驚きを見せたけど、すぐに「ただ、魔力の密度を見ればいいだけであります」って、本物の魔力弾に対しては小型シールドの連続展開で防御しながら、あたし達の元へ駆けて来る。
「スバル!」
「うんっ!」
右腕に装着した“リボルバーナックル”に装弾されてる神秘カートリッジを1発ロードして、あたしの魔力にシャルさんの神秘を載せる。練習の時も感じていたけど、リンカーコアが暴走してるような感じがちょっと苦しいんだけど、それ以上に何でも出来そうってあたしを昂らせてくれる。
『かく乱するわ!』
――ダンシングバレット――
「シューット!」
新しく生成した魔力スフィアから発射される9発の魔力弾。フラムさんは足を止めることなく「無駄であります」って迫りくる魔力弾をまた連続シールドで防御しようとしたけど、魔力弾はシールドに着弾する直前に軌道を変更。ほぼ直角に曲がって、シールドを回り込んでフラムさんに着弾した。
「のわっ!? のわわっ!」
「今よ!」
≪Mach charge≫
“マッハキャリバー”のローラーが勢いよく空転してからのダッシュ。フラムさんは「鬱陶しいであります!」って片刃剣やシールドで魔力弾を迎撃しようとするけど、魔力弾はそれを軽やかに躱してフラムさんに着弾していく。
「リボルバーキャノン!」
「おぶっ!?」
高速回転させたナックルスピナーが生み出した衝撃波を拳に乗せて打ち込む一撃を、フラムさんのお腹に打ち込んだ。外見が色違いなアリサさんだからちょっと抵抗があったけど、交戦前にアリサさんから、手加減しなくていいわよ、って言われたから・・・うん、全力で打ち込んでみた。殴り飛ばされたフラムさんは空中で体勢を立て直してから着地。片刃剣を石畳に突き刺して制動をかけて止まった。
「あいたた。むぅ、やはり・・・」
「・・・あの、さっきからフラムさん、別のところ・・・アリサさんとミヤビさんに気を向けて
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ