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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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最終章『ふたりで…』
実験と再会と島の秘密
[後書き]

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?葛城財団の内部事情
かつては有能な研究者や指揮者で溢れ返っていた葛城財団ではあるが、今では見る影も無くなっていた。
有能な研究者がいなくなってしまえばあらゆる計画はなくなり、
有能な指揮官がいなくなれば実働部隊も烏合の衆同然となる。
こうして有能な人材が消えていった一番の理由としては代表が上げられる。
彼は非常にプライドが高く、そして気が短い。
少しでも気に入らないことを言えば即刻殺されるし、改善点を指摘すればそれは自分に欠点があるのかと逆ギレし殺される。
さらに葛城財団は1度の失敗も許さない。
何も捕えられなかった実働部隊は連帯責任として部隊全員が惨殺。
さらに何もしていなくとも、気晴らしに殺されたりイライラしている時に憂さ晴らしとして彼らは殺されていく。
そうしている内に重大な役割を持つ者や有能な人材は次々と消えていき、気付けば素人同然の研究者に一般人で構成された実働部隊ばかりという結果となった。
人数不足は各地から来てくれた宗教団体により改善できたものの、有能な人材は確保できなかった。
それによりさらに怒り狂う代表ではあるが言ってしまえば自業自得である。

?サーヴァント量産計画
戦力不足を補うために考案された計画。
使い捨てられたサーヴァントを再利用し、産むために特化した身体に改造して新たな兵士を生み出そうとしていたらしい。
計画は順調ではあったものの、考案者が代表の八つ当たりに遭い死亡。
それにより計画は頓挫し、残された者達でなんとか完成させようとしたがそれも上手くはいかなかった。

?疑似サーヴァント計画
サーヴァントの霊基を移植し、兵士の強化を狙った計画。
量産計画が量ならば、こちらは"質"を高めるための研究と言ったところか。
子安綾女はこの研究に携わっており、技術サーヴァントの実装は比較的早くなると思われたが完成直前に脱走。
さらに助手としてついていた有能な研究者達もこれまた代表のやつあたりに遭い死亡。
よって計画は凍結。かつて使われた研究所は収容施設として再利用されていた。
ちなみに、この計画の研究データは後に神代正義の疑似サーヴァント化に活かされている。
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