暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第77話 さらばベジタブルスカイ!GODの鍵を握る存在、その名はニトロ!
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いがしないし得体の知れない匂いがする」


 祐斗先輩は私に確認しましたが生物で間違いないと返しました。朱乃先輩はイッセー先輩にも確認しましたが先輩もアイツは生物だと言いました。


「皆、今は動くな。あいつから敵意は感じない。警戒だけしておくんだ」
「分かりました……」


 GTロボによく似た生物を私達をジッと見ていましたが、直ぐに興味を失ったのか後ろのオゾン草に視線を向けました。そして屈んでオゾン草に顔を近づけるとガブッと齧りました。


「……」


 私達はそれを警戒しながら見ていましたが、謎の生物はオゾン草を吐き出してしまいました。そして私達を無視して大きく跳躍し、雲の海に沈んでしまいました。


「な、何だったの……?」
「あの生物、かなり強かったな。戦いになっていたら危なかったかもしれない」


 イリナさんは何故の生物の行動が分からずに困惑してゼノヴィアさんは生物の強さを冷静に判断していました。


「ねえイッセー、あれってGTロボじゃないのよね……?」
「ええ、間違いないです。あれは野生に生息する生物でしょう」


 リアス部長はあれがGTロボでないことに驚いていましたが、イッセー先輩は野生の生物だと言いました。


「私達ってGTロボは初めて見たけどあんな感じなの?」
「美食會の専用のロボがアイツとよく似ているんだ。他のGTロボは人間の姿であるのが多い」
「ふむ、ということはあの生物はベジタブルスカイに生息している固有種ということか?」
「それも違うだろう。奴の体からはベジタブルスカイにはない匂いがした。俺が嗅いだこともない未知の匂いだ。別の土地から来たんだろう」
「もしかしてオゾン草を食べにですか?」
「だろうな」


 イリナさんは初めてGTロボを見て驚いていました。GTロボが全てあの姿なのかと先輩に聞きましたが、先輩は違うと答えます。


 するとゼノヴィアさんは美食會のGTロボによく似た生物はベジタブルスカイに生息している固有種なのかと聞きますが先輩は嗅いだことのない匂いがしたと言いました。


 ルフェイさんの言う通り態々オゾン草を食べにここまで来たという事でしょうか?


「でもオゾン草を吐き出していたわよ?」
「オゾン草は二人同時に齧らないと腐ってしまうんだ。一人で食べたから腐ってしまったんだろうな……ってなにィ!?」


 ティナさんはあの生物がオゾン草を吐き出したことに首を傾げましたが、先輩はオゾン草の食べ方を説明しました。そして腐ったオゾン草を見て驚いてしまいました。


「腐ってないだと……!?」


 そう、あの生物が齧ったオゾン草は腐っておらず瑞々しいままでした。


「馬鹿な、オゾン草
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